頂きもので、新品のまま出品します。
箱付きですが、自宅保管であること、ご理解ください。
青花磁器について
藍色のコバルト顔料で複雑な模様を絵付けした青花磁器は、中國とイスラムの盛んな文化交流から生まれたものでした。
青花磁器は、日本や朝鮮、東南アジア、中近東、そしてヨーロッパにまで広まり、世界中の人々を魅了することになりました。
ヨーロッパ各國の王侯貴族は、中國の青花磁器、続いて日本の古伊萬里?柿右衛(wèi)門様式などのコレクションに力を注ぐようになります。やがては、美術(shù)工蕓全般における東洋趣味が「シノワズリ」と呼ばれ、宮廷社會のステイタスとなったのです。青花磁器がもたらした西洋人の陶磁器熱は、その後18世紀初頭のドイツ?マイセン窯がヨーロッパ初の磁器を生産したことで、ようやく実を結(jié)ぶことになりました。