推定20世紀初頭頃
20世紀初頭頃まで紳士の晝用の正裝著として著られていた、フロックコートです
肌觸りのよい上質ウールの、首元V字の開きが淺いダブルブレスト仕様が大変クラシック!
アームホールは狹めですが、動きやすさを計算された腕の立體裁斷
著用時に後ろへ流れる燕尾は躍動感にあふれ、ややシェイプされたウエストから裾にかけてのAライン気味のシルエットは気品に満ちております
前、橫、後ろ、どの角度から見ても優(yōu)雅なお仕立て物で、身體にきれいにフィットすることがダンディズムとされた19世紀の流れを汲んだ逸品です