モーガンは二十歳になったばかりで、たったひとりの身寄りの祖父を失い、自活を強(qiáng)いられる。そのため夏休みの間、給料のいい作家の秘書(shū)を務(wù)めることになった。作家は大西洋の小島ヒドゥン島にひとりで暮らしている。島への旅は途中、嵐に見(jiàn)舞われるさんざんなものだった。くたくたで夜ふけに島にたどり著いたモーガンは、その作家ケント?テイラーの家の扉をノックする。怒ったような低い聲がして、がっしりした大柄な男が現(xiàn)れた。髭面に、しわの寄ったシャツと色あせたジーンズという格好だ。彼はぶしつけにモーガンをながめまわしたあとで、「明日の朝、帰ってもらう」と言ったきり、とりつくしまもない。