人間國寶 三代目 桂米朝。落語家として初の文化勲章を受賞!
戦後、笑福亭松鶴、桂文枝、桂春団治とともに上方落語四天王と呼ばれ、衰退し絶滅寸前であった上方落語の復(fù)興に盡力した現(xiàn)在の大御所です。時代の移り変わりで、落語の背景や文化もどんどん変化していきますが、現(xiàn)代の人々にもわかりやすく、しかし落語の面白さや人情の溫かみを十分に伝える米朝落語はまさに見事の一言です
存亡の危機にあった上方落語を盛り立て、端正で安定感のある噺ぶりは何十年にも渡って、支持されている。また、「地獄八景亡者戯」「けんげしゃ茶屋」など、途絶えていた古い演目に新たな息吹を吹き込み、文化としての落語の裾野を広げてきた。円熟の極みに達した米朝の蕓を記録した永久保存版全集。