昭和54年、ゴジラ誕生25周年を記念して出版されたゴジラと東寶怪獣を扱ったハードカバーの本です。
ゴジラ1984制作の大きな原動(dòng)力となった「日劇ゴジラ映畫大全集」の広告が一ページを割いて載っています。
まだゴジラシリーズが『メカゴジラの逆襲』までしか制作されていなかった時(shí)代のものです。
企畫構(gòu)成 宮崎英明(元東寶特撮助監(jiān)督)
出版社 講談社
ページ數(shù) 88ページ
資料協(xié)力?東寶株式會(huì)社
28ページまでは見開きの大きな寫真に、大きめの文字で漢字にはルビがふられている低年齢層向けの體裁を取っていますが
その後は49ページまで「ゴジラ映畫物語のすべて」と題し、小さめの文字でビッシリと歴代ゴジラ作品の解説が続き、
51ページからは「特撮のひみつ」、61ページからは「怪獣大図鑑」というちょっと変わった構(gòu)成になっています。
また、「特撮のひみつ」パートでは本田豬四郎監(jiān)督による『特撮映畫のたのしさ』と題した手記が掲載されています。(メカゴジラの逆襲のパンスレットからの転載)
現(xiàn)代の気合いの入った特撮関連書籍と比べるまでもありませんが、かなり初心者向けの內(nèi)容になっています。
私が見た限り、使用されている畫像も、これと言って特筆するほどのものは載っておらず、どれもこれも見たことがあるようなものばかりで
ピントが甘い畫像も平気で大きく載っていたりします。表紙の総進(jìn)撃ゴジラからしてブレてますし。
當(dāng)時(shí)のおおらかさと言うか、資料もそれ程無かった時(shí)代において、元特技助監(jiān)督が一生懸命に企畫構(gòu)成した感を楽しむ本になっています。