古伊萬里 雨降り(雨垂れ) 仏飯器

江戸中期(18c前半)

徑  7.0
高さ 4.8
底徑 3.8

①口縁に金直しがあります。

②金直しの下部に
小さなニューがあります。
(寫真參照ください)

③腳底部に金直しがあります。

④見込みにフリモノがあります。

  

18世紀(jì)前半の古伊萬里です。
馬上杯と呼ぶ人もありますが
いわゆる仏飯器。
仏様にご飯を供える器です。

蛸唐草や幾何學(xué)模様など
江戸後期から
幕末の頃の品が多く見られます。

これは割と古手の品で
人気の雨降り文様が描いてあり
數(shù)が少ない類例です。

生がけの肌で
トロリとした味わいで
波佐見の製品と思われます。

破損していたにも関わらず
金直しした跡
さらに新たに金直しした様子から
舊蔵者はこれを
酒器に使っていたことがわかります。

見立ての器ですが
舊蔵者はその使い方を
よく知っていたのだと思います。

今度は貴方が
育ててみませんか?