自分ではなかなか気づきづらいものなので定期的にチェックをすることが心を守ることへつながります。

鬱の時(shí)にやってはいけないことは何ですか？

また、うつ病の時(shí)には物事の見方や考え方が否定的になりがちで、判斷力も鈍っています。 そのような時(shí)に「仕事を辭める」「離婚する」など、その後の人生を左右するような重大な決定をすることは避けたいものです。

本人に自覚癥狀がない場合が多いですが、無表情な顔つきや、ぼんやりとした顔つき?表情が特徴です。 うつ病になると、感情の表出が乏しくなり、無表情な顔つきやボーッとした表情が見られやすくなることが特徴的です。 言葉數(shù)も少なくなり、聲も小さくなります。 質(zhì)問に対する反応も遅くなります。

日本では現(xiàn)在、100萬人以上の人がうつ病で治療を受けています。うつ?。莘终虾Δ蚝幛耄─紊挠胁÷胜?.7％。つまり、15人に1人はうつ病になる可能性があるわけです。

ここに追い打ちをかけて、新型コロナウイルス感染癥に伴い、メンタル疾患の患者が激増しています。「大切なのは、うつ病の手前の段階で癥狀を食い止めること」と精神科醫(yī)は言います。

うつ病は、「心の風(fēng)邪」といいますが、それは早期発見、早期治療した場合の話。こじらせると非常にやっかいで、職場復(fù)帰、社會(huì)復(fù)帰するのに數(shù)年かかる場合も珍しくありません。心の風(fēng)邪というよりは、「心の骨折」。再発率は約50％ともいわれ、一度かかると極めてやっかいな病気です。

健康だった人が、ある日突然、うつ病になるということはありません?！盖挨Δ摹埂篙Xうつ」と呼ばれる「予備軍」の狀態(tài)を経て、數(shù)カ月かけて、うつ病に至ります。

うつ予備軍の狀態(tài)であれば、生活習(xí)慣を整え、ストレスを減らし、きちんと休養(yǎng)をとるだけで1～2週間で治ります。しかし、いったんうつ病になってしまうと、最低でも數(shù)カ月、場合によっては數(shù)年もかかる。極めて治りづらい狀態(tài)に陥ります。

大事なのは「うつ予備軍の狀態(tài)」で治すこと

「うつ予備軍」とは「風(fēng)船がはちきれそうな狀態(tài)」で、「うつ病」とは「風(fēng)船が破裂した狀態(tài)」。予備軍の段階で膨らんだ風(fēng)船の空気を抜くのは簡単ですが、破裂した風(fēng)船を完全に修復(fù)してもとに戻すのは極めて難しいのです。

つまり、予備軍の段階で、きちんと対応すればうつ病には進(jìn)行しません。うつ病は、予備軍の狀態(tài)で必ず治す。これだけは、覚えておいてほしいです。

うつ病の予防法は、「睡眠?運(yùn)動(dòng)?朝散歩」です。私は、「睡眠?運(yùn)動(dòng)?朝散歩」こそが、「究極のうつ病予防」であり、「すべてのメンタル疾患の予防法」と考えます。ですから、元?dú)荬胜趣椤ⅳ膜蓼辚幞螗骏氲膜摔胜螭螁栴}もないときから、「睡眠?運(yùn)動(dòng)?朝散歩」を當(dāng)たり前の習(xí)慣にしてほしいのです。

あなたには趣味がありますか？大好きなものはありますか？

もしそれが楽しめなくなったら、愛情を持てなくなったら……その時(shí)を想像したことはありますか。

「うつ病」になりそれらができなくなった私の経験をここに書かせていただきます。

私にとってのうつ病

私のうつ病に対するイメージは、心の風(fēng)邪という呼び方でした。うつ病になるとネガティブでお風(fēng)呂には入れなくなり、部屋も清潔ではなく目の下には隈がびっしり……。

実際にうつ病になってわかったことは、そんなネガティブなイメージの半分は本當(dāng)で、半分は偏見なんだなということです。私は不眠癥も患っていたので目の下の隈には今でも悩まされていますが、部屋はごみ屋敷になるなんてことはなく、むしろ日に日に荷物が減っていく生活を送っていました。

うつ病の転機(jī)が訪れる

私がうつ病だと診斷されたのは、コロナ禍の初めの方でした。

ステイホームが広がり、家から出られない生活が続いたころ、寢ることができない日々が私を襲いました。寢不足からか友人との関係も上手くいかないことが増え、気晴らしにしていたゲームも手に取ることがめっきり減りました。家事も億劫になり、暇で外出もできないから眠ろうとすると、また眠れない負(fù)の連鎖が続きます。

誰とも會(huì)話せず、テレビも見ない。大好きだったはずのゲームや映畫も面白くない。もしかして、これってメンタルがやられているのかな。そんなことを思いながら天井を何時(shí)間も眺める日々を送っていたころ、ようやく転機(jī)が訪れました。

「心療內(nèi)科にいった」というつぶやきを、友人のSNSで見たことが私を変えるにいたったきっかけでした。

「精神科、心療內(nèi)科って案外普通な感じだったよ」

その言葉を見た瞬間、重い身體に鞭を打って外へ出ました。不要不急の外出を控えていたことも、気力がなかったこともあり、1駅ほど離れたその病院へいくだけでも新鮮な気持ちでした。

そこで1時(shí)間ほど生い立ちから最近の自分の狀態(tài)について話し、私は「うつ病」だと診斷されました。

すとんと、重荷が減ったような肩が軽くなったような感覚が確かにありました。自分のこれは甘えであり、怠慢なのだと數(shù)年自分を責(zé)め続けてきたことに病名がついたのです。

それと同時(shí)に、心のどこかで「うつ病になるようなきっかけなんて無いはずなのに」という思いがありました。

私の思う、うつ病になるきっかけというのは人間関係であったり、職場でのストレスなど思い當(dāng)たる節(jié)が必ずあるはずなのです。けれど私には、それがありませんでした。その時(shí)期の悩みと言えば、友人とプレイしているゲームで私だけが上達(dá)しないことくらいで、醫(yī)師に聞かれた時(shí)も同じことを回答し、首をかしげられました。

つまり私には、うつ病になるきっかけなどなかったのです。

それからは、今でも鮮明には思い出せません。うたた寢している間に見た夢(mèng)のような、不明瞭な記憶しか無く、この數(shù)年はほとんど空っぽのまま生きてきました。

私は友人と一緒に暮らしていたのですが、友人にうつ病だと話した時(shí)はわけもわからず、ふたりで泣きました。友人は自分に非があるのだと主張していましたが、まったくそんなことはないのです。とても優(yōu)しくて寛大で私にとってなくてはならない存在です。そんな子につらい思いをさせてしまったことが悔しかったです。

それからは、なるべくそう思わせないように行動(dòng)しようと決めました。

趣味が楽しめなくなる

その他にも、思わぬ弊害が判明しました。

私の趣味は、いわゆるオタクと呼ばれるアニメや漫畫などを毎日繰り返し見たり、空いた時(shí)間があれば攜帯片手にゲームを何個(gè)もプレイするなどなかなかにハードなものでした。それがうつ病になってからめっきり楽しめなくなってしまったのです。

それをぼんやりと自覚したのは、うつ病だと判斷される前にいったとあるライブ會(huì)場でした。

熱狂的なファンであるとある友人に誘われて何度かライブに足を運(yùn)んだこともあり、會(huì)場の空気感や他のファンの人と同じ場所にいるだけで楽しかったのです。けれど、胸が熱くなって楽しくて、時(shí)間を忘れてしまうようなライブ獨(dú)特の感覚が、その時(shí)にはありませんでした。

體調(diào)不良かな、気のせいかなと自分を誤魔化していたのですが、次第にそのコンテンツに觸れることを怖がるようになってしまいました。

今思うと、それは無意識(shí)に自分の心の変化やうつ病かも知れないと気づくことを躊躇っていたのかもしれません。そうして生活や人生を豊かにしてくれていた大好きなものたちから距離を置くようになり、ますます私の心は落ちこむことが増えていったのです。

今は友人の獻(xiàn)身的なサポートや通院のおかげで日中に出歩くことも、夜に眠ることもできるようになりました。新しくライブに參加する予定も久しぶりに決まりました。

おわりに

元?dú)荬胜长恧吮趣伽毪?、半分にもおよばない私の精一杯ですが、それでも友人たちは「えらいね」「頑張ったね」と聲をかけてくれます。私も以前ほど自分自身を傷つけるような行動(dòng)は無くなりました。

今でもうつ病になったきっかけはわかりません。もしかすると、私は私の思うずっと以前からうつ病だったのかもしれません。その時(shí)には、悩みがあってそれがきっかけだったのかもしれません。

それでも、結(jié)果的にはきっかけがなくても私はうつ病だと判斷されたのです。

このコラムを目にしている方で、もし思い當(dāng)たる節(jié)が無くてもつらいと悩んでいる方がいらっしゃるならば、どうか肩の力を抜いてください。きっかけ探しをやめてみてもいいかもしれません。

「きっかけなんてないんだよ」

私はこの言葉をつぶやくと、心が軽くなります。うつ病に対する偏見やネガティブなイメージが払拭され、もっと當(dāng)事者の方が気軽に病院に通える社會(huì)になることを、祈っています。

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