淳子は幸せだった。同じ大學(xué)の健司との同棲生活はすてきだった。卒業(yè)したら結(jié)婚も、と考えていた矢先、健司と知り合う前に愛人となっていた木崎が突然現(xiàn)われ、借金の返済をせまったのである。淳子は手切れ金代りに木崎の名義でローン會(huì)社から借金をし健司に車を買ってやったのである。途方にくれた。美人弁護(hù)士夏目理恵子の獨(dú)立初仕事。ごぞんじ豬狩文助が活躍する「髑髏盜人」のほか、夏目理恵子が、新米ながら堂々の弁護(hù)を展開する法廷ミステリー。