【詳細(xì)】
初版帯付 巖井志麻子 魔羅節(jié) 新潮社刊

2002年1月20日初版 新潮社発行 帯付 愛(ài)読者カード完備

それは百年ほど前の、岡山でのこと。腐臭たちこめる茅屋に、行き場(chǎng)のない者たちが吹き溜まり、夜晝なくまぐわい続ける、禍々しい世界。男と女はもちろん、人とけだものから、死者と生者まで、相手かまわぬ嬲り合いの果て、幻想が現(xiàn)実を侵食し、すべては地獄へなだれこむ――。血の巫女?巖井志麻子が、呪力を盡くして甦らせた、蕩けるほど淫靡で、痺れるほど恐ろしい、岡山土俗絵巻。

巖井志麻子
1964年、岡山県生まれ。99年に「ぼっけえ、きょうてえ」で日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作を収録した短編集により山本周五郎賞も射止める。他に『岡山女』『魔羅節(jié)』『チャイ?コイ』(婦人公論文蕓賞)、『自由戀愛(ài)』(島清戀愛(ài)文學(xué)賞)など著書(shū)多數(shù)。

【狀態(tài)】
経年劣化により多少の焼け、カバーにスレは御座いますが、概ね良好です。