【詳細(xì)】
初版帯付 巖井志麻子 黒焦げ美人 文藝春秋刊

平成14年9月30日初版 文藝春秋発行 帯付 読者アンケート葉書(shū)完備

大正初年の岡山。妾稼業(yè)をして両親と妹を養(yǎng)っている珠枝は、金回りのいい旦那から與えられた家で気ままに暮らしている。そこに近在の高等遊民たちが集い、優(yōu)雅なサロンのような様相を呈していた。しかし大晦日の夜、珠枝は慘殺されてしまう。家ごと焼かれ、後ろ頭の髪の毛と右の耳以外は黒焦げの姿で?!附晗·蚀笫录工趣筏茙冥氩y、妹を通して語(yǔ)られる意外な犯人像。仄暗い場(chǎng)所から語(yǔ)りかけてくるものとは……。岡山で実際に起きた猟奇事件に取材した力作長(zhǎng)篇。

巖井志麻子
1964年、岡山県生まれ。99年に「ぼっけえ、きょうてえ」で日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作を収録した短編集により山本周五郎賞も射止める。他に『岡山女』『魔羅節(jié)』『チャイ?コイ』(婦人公論文蕓賞)、『自由戀愛(ài)』(島清戀愛(ài)文學(xué)賞)など著書(shū)多數(shù)。

【狀態(tài)】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。