『ジャン?コクトー全集』(全8巻、東京創(chuàng)元社、1980-1987年)
二十世紀(jì)文學(xué)の旗手ジャン?コクトーの多方面にわたる多彩な活躍は今なお記憶に新しい。そんな詩人の端倪すべからざる精神の軌跡を明らかにする世界初の全集。
『詩集 I 』、堀口大學(xué)?佐藤朔監(jiān)修、曽根元吉編
『詩集 II 』 『小説』 『評論 I 』 『評論 II 』 『評論 III 』 『戯曲』 『映畫シナリオ ほか』。
ジャン?コクトー
(1889-1963)1889年、パリ郊外の裕福な家庭に生まれる。九歳で父の自殺に見舞われ、少年時代には男子への片想いを経験。二十歳の頃から社交界の詩人として頭角をあらわし、やがて総合蕓術(shù)に魅せられてバレエ作品を制作。以後、ジャンルを問わない前衛(wèi)作家として驚異の夢を紡(つむ)ぎつづける。小説の代表作に『大胯(おおまた)びらき』(1923年)、『白書』(1928年)、『恐るべき子供たち』(1929年)があり、後者二つは男性間のホモエロティシズムが色濃い。レーモン?ラディゲやジャン?マレとの交際でも知られ、そうした青年たちとの「友情」は自伝『ぼく自身あるいは困難な存在』(1947年)に多く語られている。第二次大戦後は『雙頭の鷲(わし)』(1947年)や『オルフェ』(1949年)など映畫制作にも従事。1963年、親友エディット?ピアフの訃報(ふほう)に心臓発作を起こし、七十四歳で死去。