







【詳細】
初版帯付 山田正紀 ふたり、幸村 徳間書店刊
2012年5月31日初版 徳間書店発行 帯付
講談で真田信繁の“異名”として描かれる真田幸村は、信繁とは別に、実在していた?戦亂の天正十一年。諏訪大社の雑人にして、真田家から微祿をあてがわれ早飛腳をつとめる少年、雪王丸は、諏訪湖の御神渡りを目の當たりにしていた。激しくひび割れる氷の音は、雪王丸のその後の波瀾の人生を予感させるようであった。
山田正紀
1950年生まれ。1974年に中編「神狩り」で第6回星雲(yún)賞を受賞し、作家としてデビューする。以後、精力的に執(zhí)筆活動を続け、1982年に『最後の敵―モンスターのM?ミュータントのM』で第3回日本SF大賞を、2002年に『ミステリ?オペラ』で第2回本格ミステリ大賞および第55回日本推理作家協(xié)會賞をダブル受賞する。SF、ミステリー、ホラー、時代小説など、その作風(fēng)は幅広く、意表をつくアイデアと研ぎ澄まされた文章は、読む者に常に鮮烈な印象を與える
【狀態(tài)】
経年劣化により若干の焼けは御座いますが、カバーにスレ、傷少なく、概ね美本です。