前作からさらに2年後の世界を舞臺(tái)にした続編。1981年公開(kāi)。 松本零士は、続編を制作したのは、前作では解決していなかった機(jī)械帝國(guó)の問(wèn)題に決著をつけ、少年の自立を描くためとして、これをもって『銀河鉄道999』は完結(jié)としていた。そのため前作で描かれなかった、生身の人間から魂を抜き取り、機(jī)械化人のエネルギーにしていたという「機(jī)械帝國(guó)の実態(tài)」と「メーテル、プロメシューム親子の過(guò)去」や車(chē)掌の正體という全ての謎を明かしている。生身の人間(鉄郎)と機(jī)械化人(黒騎士ファウスト)との戦いに決著をつけることで本シリーズ通じての根本のテーマである限りある命の尊さを印象づけた。機(jī)械化世界の衰退とそれへの反発を表現(xiàn)した內(nèi)容が多く見(jiàn)られ、機(jī)械化世界のコントロールの難しさが表現(xiàn)されている。 前作ほどの配給収入は得られなかったが、目標(biāo)としていた興行成績(jī)はクリアして、商業(yè)的には成功。前作の大ヒットにより、會(huì)社命令で作ることになったのだが、監(jiān)督のりんたろうは第1作でやり盡くしたとして、當(dāng)初監(jiān)督を固辭していた。プロデューサーの高見(jiàn)義雄も內(nèi)容的には1作目の輝きがなかったと認(rèn)めており、アニメ監(jiān)督の細(xì)田守のようにりんたろう作品でナンバーワンというファンもいるが、一般的な評(píng)価は(前作と比較すると)低い。999號(hào)の描寫(xiě)はより実寫(xiě)に近いものとなっている。 物語(yǔ)中盤(pán)と終盤(pán)にて鉄郎に対決を臨む機(jī)械化人?黒騎士ファウストは江守徹。前作で死んだキャラクターの聲を當(dāng)てているキャストも別の役で再登場(chǎng)しており、機(jī)械伯爵の柴田秀勝は機(jī)関車(chē)、クレアの麻上洋子はメーテルの體を狙う機(jī)械化人で999號(hào)の新ウェイトレス?メタルメナ、トチローの富山敬は惑星ラーメタルで鉄郎を助けたパルチザンのミャウダー、リューズ役の小原乃梨子は『ハーロック』で持ち役だったミーメとして聲をあてている。 映畫(huà)キャンペーンとしては、前作のミステリー列車(chē)に引き続き、列車(chē)関連として中國(guó)大陸SLロマンの旅を50名にプレゼントすることになり、1萬(wàn)人が応募した。公開(kāi)當(dāng)日の1時(shí)から5時(shí)には、ニッポン放送の『オールナイトニッポン』が4時(shí)間スペシャルのラジオ番組を放送し、番組內(nèi)ではラジオドラマも行われた。 |