宮永東山 刷毛目 大盒 大皿 2枚組 京焼 平安 2代目 皿 盛り皿 白化粧 美品 共箱 黃布 皿 稀品 総釉 草書彫銘 東山 宮永東山窯データベース

宮永東山の刷毛目大皿です。ご覧の通り、“姿” と言い “味わい” と言い 黙って出されたら 誰もが “萩焼” と思うだろうと考えられる出來上がりです。間口の広い京焼ですので 萩焼風な作品も 萩釉を用いた作品も見かけますが、その中でも この品はかなり“萩焼”に寄せた感觸で とても興味深いです?!八⒚俊堡﹦荬い蚋肖袱丹护爰挤à扦ⅳ肷悉?、白化粧土の表面にはピンホールや小粒子が見え 素地共々 スピーディーで ワイルドな味わいに溢れて 目を見張ります。東山家の刷毛目作品の大半は 暗色の素地に金刷毛目ですし、普段の丁寧で重厚な作風との違いは明らかで、この仕上がりは珍しく感じます。
例によって “宮永東山窯データベース”にあたりましたが、この品の記載は有りませんでした。 “刷毛目”が75例で、うち“白化粧”は25點。大半は“土見せ”で“総釉”は數(shù)例でした。データベース収載の資料數(shù)は3000點だそうで、25/3000 という事は 東山作としていかに稀少で貴重かが分かります。銘や箱書からも 二代目作であろうと判斷をしました。
銘は “彫銘「東山」草書” というものかと思われます。要するに 箱書と同じ字體です。製作年代の調(diào)査までは屆きませんでした。
(このデータベース…東山家に殘された膨大な見本を基に作成された 絶対的な根本資料ではあるのですが、圧倒的な質(zhì)量の一方で 見本として殘されなかった作品が 青磁を中心に相當數(shù)ありそうな點 、呼稱 技法などの表記に統(tǒng)一を欠く點 などについては注意が必要だろうと考えます。)
“大皿”“盛り皿”への配慮も充分で、刷毛目の筋を荒立てず 表面は滑らかに仕上げるなど 練達の技は隨所に感じられます。
野趣溢れる 異例づくめの野心作で、作家の “冒険” “新機軸” であったに違いないと考えました。
2枚組で共箱に収まっています。箱書に 特段の記載は無く、當初は個別の箱に収まっていたのか、元裝からこうであったのかは分かりません。寸法的にも 只今は不都合なく二枚一緒に収まって居ります。皿立ては付屬しません。

美品です。綺麗で大変に良い狀態(tài)だと思います。共箱に木色が出て 少ヨゴレ感がありますので、製作からは少し時間が経っている事が感じられます。共箱の合口が固いです。箱屋さんの不手際でしょう。舊蔵者が無理にこじ開けようとしたのか 蓋に掻き傷があります。ご承知おきください。また 白化粧土の粒子がひとつ出た箇所(寫真7の10時方向)があります。

概寸(寫真3) φ 25.2cm×高臺 11.7cm×h 3.9cm
概寸(寫真6) φ 25.4cm×高臺 11.7cm×h 3.8cm

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陶磁器については、本人作と窯?工房作とがありますが判斷が難しく、箱書やシオリに明記がある場合以外は、タイトル欄には便宜的に本人名を記しております。入札の際は、記述の他に、箱書、作風、サイン等を元に大様のご判斷をお願いいたします。飽くまで個人所有の品のお取引で、個人同士のお付き合いですので、専門店並の品質(zhì)や知識や対応をお求めの方は入札をお控えください。