Nikkan No.2 1962年製トランペット MSボア(細(xì)管) アトリエカスタム

商品説明
★出品器の概要
Nikkan No.2トランペットは1950年代の日本の高度成長期直前に全國各地に新制の中學(xué)?高校が誕生、部活の一環(huán)として増え始めた吹奏楽団への需要に応えるために開発されたトランペットです。No.2以前の日管のトランペットはヨーロッパのスタイルのリードパイプの上下間隔が狹いタイプでしたが、No.2では當(dāng)時アメリカのシンフォニックオーケストラのトランペット奏者を席巻した"CONN 22B(New York Symphony)"を參考に開発されたようで、全體的なフォルム、特にバルブケーシングの前後位置やメインパイプの上下間隔はほぼ同じ仕様となっています。(パイプ徑が異なるので互換性はありません)
No.2は日管が1970年にYAMAHAに合併され、YAMAHAのYTR-135がラインナップされる1972年までNo.20?TR-133と品番を変えて生産されました。
また、1960年にはインナースプリングタイプのバルブと3rdスライドをリバースにして、ピッチコントロールを可能にしたNo.3、1964年に限っては1stスライドもリバースでリングタイプのサムフックが備わったプロフェッショナルモデルのNo.3Oがラインナップされています。
本器は1962年に製造されたNo.2で日管の職人による手加工の証として、各スライドには本體のシリアル番號が刻印され、1臺ごとに調(diào)整がされ品質(zhì)を保証していたことが伺えます。
No.2はヤフオクでも結(jié)構(gòu)な臺數(shù)が出品されていますが、ノーマルのままでは合奏用の楽器としては使い物になりません。アンティークとして飾り物にはなるでしょうが、當(dāng)時の大量生産の普及品なので骨董的な価値もありません。また、古物業(yè)者が初心者用と謳っていることもありますが、初心者ならYAMAHAを選ぶべきでしょう。
初心者に向かない理由は特殊なボア徑だからです?,F(xiàn)代ではML(ミディアムラージ)ボアが標(biāo)準(zhǔn)ですが、Nikkan No.2は細(xì)管のMSボアで、現(xiàn)代では特殊なトランペットということになるのです。細(xì)管はオーケストラでファンファーレ的な響きが要求される場合、C管のような明るく、遠(yuǎn)くまで屆く響きが得られます。
現(xiàn)代のシンフォニックオーケストラでは同様の響きはC管トランペットやロータリーバルブトランペットに移行されています。(ロータリーバルブトランペットは細(xì)管が主流)
一方、細(xì)管はピッチのコントロールが難しく、ノーマルのままではアンサンブル(合奏)に參加することは無謀です。
アトリエカスタムNo.2は1st、3rdスライドにピッチ補(bǔ)正の機(jī)能を搭載し、アンサンブル(合奏)に違和感なく持ち込める機(jī)能を?qū)g裝しています。
Nikkan No.2アトリエカスタムは初心者にはお薦めしません。60年以上前のトランペットであること、ヴィンテージトランペットを理解できる奏者前提です。
現(xiàn)代では極めて入手が困難なMSボアのフルスペックのトランペットが入手可能な貴重な機(jī)會です。


★カスタマイズ內(nèi)容
■3rdスライドをリバースにリビルド
No.2トランペットの弱點(diǎn)"演奏中の音程補(bǔ)正が不可能"を可能にしました。IN?OUTのスライド管は2本の支柱で支え、高い剛性を確保しています。
■3rdスライドのクルーク部の抜き挿しが可能
クルーク部の抜き挿しが可能なので管內(nèi)の水分排出も容易です。
■3rdスライドにフィンガーリングを裝著
演奏中に音程の補(bǔ)正を可能にするフィンガーリングを裝著しました。
■3rdスライドに抜け落ち防止用のストッパーを増?jiān)O(shè)
スクリューピンタイプのストッパーで、YAMAHAのパーツを流用しています。
■1stスライドをリバースにリビルド
リバースにすることで、演奏中の音程補(bǔ)正を可能にしました。
■1stスライドにスライド操作用のサムフックを裝著
操作性に優(yōu)れるサドルタイプのサムフックを裝著しました。右手親指に干渉されないように角度を設(shè)定しています。
■主管をリバースにリビルド
1963年までのNo.2はリードパイプがテーパーではなく、ストレートな口徑で、チューニングスライドの外管も長く、通常のリビルドではリバース化は困難でした。本器では、ドナー器のパーツを流用することで、リバース化を?qū)g現(xiàn)しました。タイトな吹奏感がオープン傾向になりました。
■主管の支柱をクルーク部に移動
主管のリバース日にともない、支柱もクルーク部に移設(shè)しました。
■ウォーターキーをアマドタイプに換裝
オリジナルは真鍮板をプレス加工で仕上げた安物です。精密なスピットバルブに換裝し、操作性を改善しました。
■ピストンバルブボタンのインレイを天然黒蝶貝製に換裝

★出品內(nèi)容
?日管No.2トランペット(1962年製造)
?當(dāng)時物シングルケース

★コンディション
?目立つ凹みは無く、63年前の楽器としてはとても良いコンディションです。(寫真、動畫でご確認(rèn)ください)ピストンバルブのメッキも良好な狀態(tài)で殘っています。
?ラッカー殘存率は約20%以下程度です。
?改造、補(bǔ)修にともなうハンダ痕やラッカーの焼けがあります。
?スライド、ピストンバルブの作動性、気密性に問題はありません。
?カスタマイズ加工時にすべてのパーツを外し、超音波洗浄とピストンバルブとスライドはハンドラッピング(手作業(yè)による摺合せ)を?qū)g施しています。

★詳細(xì)が確認(rèn)可能な大きめの寫真になります。〈google Driveにリンクします〉

★持ち込みカスタマイズ大歓迎
學(xué)生時代にお世話になった、古いNikkanのトランペット、コルネットを現(xiàn)代的なアンサンブルにも參加可能なスペックにカスタマイズしてみませんか。また、オークションやフリマで古いNikkanを入手したもののスペック不足で使い物にならず、後悔されている方。當(dāng)工房のカスタマイズを検討してみませんか。ジャンク器も蘇ります。過去のNikkanのカスタム事例を御覧ください。
《詳細(xì)畫像に連絡(luò)先の案內(nèi)を掲示しています》〈google Driveにリンクします〉
當(dāng)工房は店舗は持たず、WEBサイトで運(yùn)営しています。楽器の買取も可能な「古物営業(yè)許可証」を取得しています。

注意事項(xiàng)
?本器は中古転売品ではありません、機(jī)能的に問題のない買い取り楽器を當(dāng)工房でカスタマイズを施した後、バルブ、スライドの作動、息漏れ、ウォーターキーの機(jī)能チェック。実際のジャズ?ラージアンサンブルでの音出し確認(rèn)を?qū)g施後、出品しています。但し、Nikkan No.2をベースにした、改造品であり、一般中古市場に流通しているNo.2とは異なることをご理解の上、ご入札願います。
?また、古道具として出品しているのではないので、ビンテージ級の楽器でも必要であれば手を入れています。骨董品をお求めの場合はご入札を控えてください。
?USED品ですので、打痕、キズ、ラッカーの劣化等は當(dāng)然あります。
?音色やハイノートは、個人の技量や奏法、マウスピース等による要素が大きいと考えています。したがって、音源は敢えてアップしておりません。奏者の個性の方が反映するものです。(シグネチャーモデルを吹いてもそのアーティストの音色を再現(xiàn)できるものではありません、方向性は分かるかもしれませんが)
?配達(dá)時、受け取り1週間以內(nèi)の破損については責(zé)任をもって返品、修理を承りますが、「想像と違っていた」「落札金額に見合っていない」等の落札者様の都合による返品は當(dāng)オークションの主旨と異なりますのでご容赦願います。確認(rèn)したい部分は「出品者への質(zhì)問」でお問い合わせください。

落札後は
當(dāng)オークションではご落札後の翌日以內(nèi)の"取引ナビ"へのご入力とご落札後3日以內(nèi)のご決済をお願いしております。ご決済が遅れる場合は、"取引メッセージ"にてご決済の予定日をお知らせください。連絡(luò)のない場合は、「落札者都合」による、オークションの取り消しとさせていただく場合があります。

※當(dāng)工房は「古物営業(yè)許可証」を取得しています。落札された方で、當(dāng)工房の基準(zhǔn)內(nèi)の楽器であれば下取りも可能です。是非、ご相談ください。
古物営業(yè)許可証   第452490002063號/神奈川県公安委員會

こちらの商品案內(nèi)は 「■@即売くん5.40■」 で作成されました。