厳密に言いますとリマスター仕様ではございませんが、CD用のマスターテープの音質(zhì)精度を高めたものの模様でございます。
リマスターとなると、CDの特徴に合わせて音を調(diào)節(jié)?強(qiáng)調(diào)する感がございます。
解像度が増すものの音の輪郭が角ばったり、鋭すぎる音造りになる事があり、賛否両論に分かれるものもございます。
(オーディオ機(jī)器によっては耳に痛いものとなる事も..........................)
されど、ここでは古いものではございますが非常に良心的な音質(zhì)となっております。
內(nèi)容は言わずもがな。
ラインナップは第二期名手揃い。
Andy Powell(G/Mandolon/Vo)、Laurie Wisefield(G/Slide G/Vo ex-Home)、Martin Turner(B/L-Vo)、Steve Upton(Ds)となります。
ゲストにNelson Padron(Per)となります。
プロデュースはRon Albert/Howard Albert。
1976年10月米國(guó)コネチカット州”Laurel Edge Studios”/同フロリダ州マイアミ”Criteria Sound Studios”での制作となります。
(後者はDerek & the Dominos/The Band/The Allman Brothers Band/AC/DC等使用)
アメリカに活動(dòng)拠點(diǎn)を移して三作目となる作品でございます。
後に登場(chǎng)するThin Lizzy、Judas Priest、Iron Maiden等々に代表されるツインリード?ギターバンドのルーツとして知られる、
ブリティッシュ?ロックバンドでございます。
ブリティッシュ?ブルーズ/ロック系に絡(luò)む音楽性ではございますが、ブリティッシュ?フォーク系のメロディアスさが強(qiáng)い事がミソ。
ブリティッシュ?ロック特有のルーツ音楽解釈やアマチュア感覚が伴う音楽性でもございますが、
ハードロックでもプログレッシヴ?ロックでもない當(dāng)時(shí)獨(dú)特のロック音楽未分化時(shí)代出身の興味深さがございます。
アメリカ進(jìn)出後は試行錯(cuò)誤的ではありながらも、アメリカ指向の大陸系ロック色の音楽性に以前のメロディアスさの形を変え加えた感がございます。
但し、今作では泥臭さやハードさと(日本で言う)A.O.R.なメロディアスさを強(qiáng)調(diào)した感がございます。
リズム隊(duì)はジャズ系の影響が強(qiáng)かった初期とは異なりロック色(とりわけハードロック色)が強(qiáng)いものではございますが、
演奏の細(xì)やかさを殘したもの。
音楽性もそれを前提としたもの。
初期のブリティッシュ?フォーク的な繊細(xì)さとは異なり、アメリカンロック的な泥臭さと垢抜けた感のあるメロディアスさの融合したものとなっております。
ツインリード?ギターの有り方もギターヒーロー的な感覚を加えたものとなっております。
質(zhì)は高かったものの試行錯(cuò)誤気味だったLaurie Wisefield加入後の作品の中では非常に纏まりがあり、
楽曲も(アメリカ指向とは言え)かなり魅力的な楽曲が揃います。
アメリカ指向とは言えど、やはりイギリスのバンド。
メロディアスさは泥臭さの中でも獨(dú)特なもの。アメリカ進(jìn)出後大成功を収めたこの時(shí)代のRod Stewartの感覚にも通じる感がございます。
また、(使用ギターが同じ事やかの”ヒプノシス”がジャケット?アートを擔(dān)當(dāng)する事もあるのでしょうか?)
當(dāng)時(shí)アメリカ進(jìn)出を目指した天才名手Michael Schenker擁するU(xiǎn).F.O.の(Paul Raymond加入以前の)作品にも繋がる音楽性でもございます.......
どちらが參考にしたか?は謎でございますが...........................................
アメリカ進(jìn)出後の最高傑作とも呼ばれる作品でございます...................................
(後のかのNWOBHM勃興への息吹を感じたからでしょうか?)その後拠點(diǎn)をイギリスに戻す事となりますが、
分岐點(diǎn)的な感のある作品でもございます...................................
ギタリストの相次ぐ脫退(Eric Bell、Gary Moore)に頭を悩ませていたトリオ時(shí)代Thin Lizzyの頭脳Phil Lynott。
ギタリスト二名を加入させればどちらが抜けても大丈夫であろうとツインリード?ギター構(gòu)想を思いついた事は知られております。
そのツインリード?ギターを要する音楽性への変貌に関しては、このWishbone Ashをかなり參考にしていた感がございます..............
..........................よりメロディを強(qiáng)調(diào)したものとなっておりますが.........................
この時(shí)代は両者ともにアメリカ進(jìn)出を目論む事もあり、音楽性に共通する感覚がございます............................................
またEaglesを手掛けるプロデューサーBill Szymczykがアメリカ進(jìn)出後のWishbone Ash”There's Web”制作に攜わり、
その後に手掛けた”Hotel California”とりわけタイトル曲後半のDon Felder/Joe Walshのツインリード?ギターの有り方の參考にしたのでは?
とも言われます.....................................................................
この紙ジャケット仕様限定盤は入手が非常に困難。この機(jī)會(huì)に是非。