
■インディアンランナー〔1991年〕
オスカー俳優(yōu)でもあるショーン?ペンの初監(jiān)督作品。
やはり、今作は、なんといっても、若くロン毛で危うくて不遜な存在感を見せるヴィゴ?モーテンセンありきの映畫だと思う。事実、小生も本作で彼の魅力にハマりました。
ヴィゴ?モーテンセン(Viggo Mortensen/本名:Viggo Peter Mortensen Jr., 1958年10月20日- )は、ニューヨーク州マンハッタン出身の俳優(yōu)、詩(shī)人、寫真家?!亥愆`ド?オブ?ザ?リング』三部作のアラゴルン役で世界的な名聲を得る。2008年には『イースタン?プロミス』で第80回アカデミー賞主演男優(yōu)賞にノミネートされた。
ヴィゴ演ずるは、ベトナム帰りのアウトロー。定職にも就かず?jiǎn)栴}行動(dòng)ばかり起こす弟フランクだ。そんな彼を真っ當(dāng)な仕事につかせたいハイウェイパトロール警察官の兄ジョーとの愛憎を軸に、親子のドラマや人種問(wèn)題なども絡(luò)めながら物語(yǔ)は進(jìn)む。やがて弟フランクの戀人ドロシー(パトリシア?アークエット)が身籠り、フランクも働き始め、ささやかな幸せが彼らに舞い降りた矢先、フランクの心の奧底に潛む狂気が目覚め???。
映畫全體のヘビーだが靜かなトーンは、現(xiàn)代のハリウッド映畫を見慣れた観客に妙な伏線やドラマチックな展開を期待させるが、どっこいそうならないところが本作の特質(zhì)。兄弟間の屈折した心情というテーマを見據(jù)えつつ、あえて理解しやすいように描かないところが、一筋縄ではいかないペンらしい。
兄役デイヴィッド?モースが、弟への愛とも怒りともとれる複雑な心境を演じ、弟のヴィゴ?モーテンセンは、一見、無(wú)邪気を裝いながら、自分では制御できない悪を秘めた破滅型キャラを抑えた表情でみせる。ふたりの演技が、雙方のキャラへの共感と反発を交互に引き起こすのだ。デニス?ホッパー、チャールズ?ブロンソンら豪華ベテラン脇役陣が短いシーンで登場(chǎng)、いぶし銀の存在感を放つのも見逃せない。ブルース?スプリングスティーンの曲に衝撃を受けたペンが映畫化を決意したといったエピソードは有名。
■カリートの道〔1994年〕
今作でのヴィゴ?モーテンセンの出番はワンシーンのみですが、監(jiān)督がデ?パルマで主人公はアル?パチーノ。往年の名作『スカーフェイス』コンビ。
流石です。上手いです。物語(yǔ)にグイグイ引きこまれます。ラストシーンをオープニングに持ってくるのも灑落ているけど、主人公をアップにしたこんな長(zhǎng)回しの映像でも、ダレることなく、観客を惹きつける。そういう凄味といいますか覇気をを持っていますね、パチーノは。だからなんとなく結(jié)末が分かっていても充分最後まで楽しめる。
30年の刑期を5年で出所した麻薬王の「カリート」(アル?パチーノ)は、愛する女性のために本気で足を洗うことを考えていました。彼の夢(mèng)は「バハマ」でレンタカーショップを営むこと。しかし、従弟の麻薬取引に巻き込まれた彼は、心ならずも、その手を血で染めることになります。周囲の思惑によって、マフィアの世界から簡(jiǎn)単に抜け出すことが出來(lái)ず、足掻き続ける男の悲哀を描いたもの。
麻薬王が改心するお話なんて、噓っぽくて、薄っぺらいお話になりそうなのに、彼が演じるととても説得力があります。また彼とは逆に「マフィア」専門の敏腕弁護(hù)士が、どんどんその世界に感化され、墮ちていく様との対比が面白いです。この弁護(hù)士を「インディアン?ランナー」の監(jiān)督ショーン?ペンが演じているのだけれど、へんちくりんなパーマに眼鏡かけてて、最初ショーン?ペンだと判りませんでした。さすがはカメレオン怪優(yōu)と異名を誇る所以。
で、ヴィゴは「カリート」の昔馴染み、「ラリーン」役?!弗戛`ト」のかなりお?dú)荬巳毪辘稳宋铯坤盲郡趣撙āⅰ改星挨违铳搿工坤然叵毪工毳珐`ンでは、その筋風(fēng)スーツ姿もダンディな「ラリーン」が登場(chǎng)します。
ところが実際に「カリート」が彼に會(huì)う、數(shù)秒後のシーンの情けなさ。車椅子はさておき、丸めた背中にベタついてみえる髪。趣味の悪いシャツにそれかなり汚れてない?なヨレヨレの上著。―-背中を撃たれてこうなった―そうですが、さっきの映像との落差の激しいこと。彼、「カリート」を探りに來(lái)た検察側(cè)の「イヌ」なんですよね。彼も本來(lái)なら30年の刑だったという???たぶんヴィゴほんの數(shù)分の出番だったと思うけど、やはりインパクトは大きかった。
■プレイデッド〔1993年〕
主人公は、「レザボアドッグス」、「ピアノレッスン」とたて続けにヒット作に主演し、まさに脂の乗り切ったハーベイ?カイテル。ニューヨーク市警から麻薬犯罪に苦しむイギリス警察のアドバイザーとしてロンドンに招かれた刑事ジョンハリス役だ。
そして、彼の宿敵である麻薬王フレイザー役がヴィゴ?モーテンセン。ヴィゴは、若いチンピラを手懐け手先に使って邪魔な人間を殺させる鬼畜な役を演じています。
監(jiān)督は、弱冠25歳のダニー?キャノン。アラン?パーカーの推薦で國(guó)立映畫TV學(xué)校へ入學(xué)し、その卒業(yè)制作がデヴィッド?リンチの絶賛を受けたキャノンは、ここに優(yōu)秀な監(jiān)督デビューを飾った。ビョークの歌う主題歌『PLAY DEAD』をはじめ、D?アーノルドによる當(dāng)時(shí)の先鋭的BGMの使用にもセンスが感じられた。
カメラ(撮影)も印象的。安定した畫面の中に、室內(nèi)も路地裏も美しい映像美で捉えています。その中に鈍く光る車のドアや銃。ハーベイ?カイテルは相変わらず渋くてよかった。
そして仲間と父親をヴィゴに殺され、捜査に協(xié)力する町のギャング集団“ヤングアメリカンズ”。
まだ少年のあどけなさが殘る彼らをワルの道に誘うヴィゴの聲や目線がなんとも悪魔チックでハマり役だが、意外と小悪黨で終わってしまったのはちょっと勿體ない。
安っぽくても、そのへんが上手な映畫もあるし、こんなに良い雰囲気でも下手な映畫もある。大物俳優(yōu)と共演していると、割を食うということか(笑)。
https://www.youtube.com/embed/vMdIxPnM5hA
カセット本體は外観上、特に目立った傷みは見られません。VHSソフトについては、製造年から相當(dāng)な時(shí)間が経過(guò)しておりますので、一部ノイズや再生不良が発生する可能性があります。
極端に酷いノイズが長(zhǎng)時(shí)間発生したり、全編ほとんど再生ができないなどの視聴に耐えないような狀態(tài)であれば、ご相談の上で返金などで対応させて頂く場(chǎng)合もありますが、多少の畫像の亂れ程度はご容赦下さいますよう、予めお願(yuàn)い申し上げます。
また、全編再生確認(rèn)することは事実上困難なため、出品時(shí)には目視によるチェックのみとしております。
上記以外でのノークレーム?ノーリターンを厳守できる方のみのお取引とさせていただきます。