アメリカのスパイ小説「三重露出」を翻訳していると、作中に意外な人物が登場
して訳者の滝口を仰天させた。沢之內より子という日本娘で、滝口がよく知って
いる女性と同一人物らしい。しかも実在のより子は二年前、何者かに殺された。
この小説は真相を告げているのでは?異色の設定で展開する、長篇推理小説。
『退職刑事』
カバーイラスト:畑農照雄 1984年12刷発行 徳間文庫
私は目下脂ののりきった現(xiàn)役刑事だが、父はかつての恍惚感が恍惚になりかかって
いる退職刑事。本來なら孫でも相手にして余生を送っていればいいものを、何かとい
うと私が扱っている事件を聞きたがる。ところが、この元刑事、何気なく話しているうち
に縺れた事件を整理し、妙に推理が冴えわたる。
著者自らが自分の代表作と認める本格的安楽椅子探偵小説。
●著者:都筑道夫 カバー:山藤章二
●発行:角川書店
●昭和54年(1979年)7版発行
●サイズ:文庫(厚さ1.3センチ)
●狀態(tài):カバー端擦れ?剝げ、一部破損?傷みあり、ページ日焼け?しみあり
●重量:611g
●送料:無料(ネコポス)
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