






30年程前に滝桜で有名な三春町の舊家の蔵から出たと言う事で??蔵出し屋さんから購入した品です。
江戸時代の??福島県三春町の丈六焼と言う事で購入しました。
恵比壽?大黒などは良くあるのですが??色絵の女性像は大変少ないとの事でした。
大変珍しい品です。
大きさは、左??高さ?13センチ??全體に色絵が剝げています。後ろの裾の上に小穴御座います。
右高さ??12.5センチ程です。鼻などあちこち色絵が剝げています。
何とも味わいのある土人形です。
貴重な資料です。
コレクションにいかがですか。
佐川急便で少し安めに送ります。
宜しくお願い致します。
三春城下に丈六という地名があります。
江戸時代にこの地に焼き物の窯場が置かれ、瓦や水瓶、火鉢などの生産が行われていたためについた名で、この焼き物を「丈六焼」と稱しました。
黒焼きや赤焼きの比較的低溫で焼かれ、瓦と供に同じ窯で焼かれた為と考えれれています。
丈六焼きは、秋田氏の三春入部とともに始められ、萬治二年「家中給人知行高扶持切米高覚」に「1,六人口 かわらや 久右衛(wèi)門」の記述が見られ、秋田氏の秋田十三湊からの國替えに伴い、宍戸(茨城県)を経て連れてきた瓦師と思われ、その技法は「秋田安東焼」の流れをくむものと推測されます。
窯は三春藩作事奉行の支配下にあり、代々作事瓦師の江幡家によって運営されてきました。
かわらや久右衛(wèi)門はこの江幡家の祖にあたり、その當主は代々久右衛(wèi)門を世襲することが多かったそうです。
主力商品の瓦は、城や藩庁舎、藩主および重臣の邸宅以外には需要はなく、瓦を焼く合間に多くの日用品や恵比須?大黒?猿?撫で丑などの縁起物を造り、祠や狛犬を焼いていました。
三春城の鯱や寺社の境內にある祠など、三春各地には多くの作品が殘されています。
特に三春江幡家四代目久右衛(wèi)門の作品が秀作が多いとされています。