






1978's OMEGA Seamaster 120m/400ft “baby ploprof”
Ref. : 166.0250
Cal. : 1010
Bezel : 1st gen bakelite bezel
solid stainless steel & omega Original shark mesh bracelet (表記,1247/237,SP社製)
ケースサイズ:縦42mm 橫38mm(リューズ除く)
厚み:11mm
ラグ幅 : 22mm
ブレス:オメガ純正 シャークメッシュブレスレット 37刻?。òk売當時のオリジナル、後述)
78年製造のオメガシーマスター
120、通稱「ベビープロプロフ」です。
プロプロフ(166.077)と似通っていることから、ファンから愛著を込めてベビーの冠を持つオメガのダイバーズです。
タイトルにもある通り全てのパーツは「フルオリジナル」となります。サービスパーツや交換部品は有りません。
ベゼルは「4」のフォントが特徴的な前期型となっております。
(修理パーツのベゼルはベークライトからアルミに変更され、フォントや內(nèi)部トリチウムの廃止、ルミナスポイントの追加など変更多數(shù)のため一番見分けやすいと思います。)
特にベークライトベゼルはヒビや割れのダメージが多く見受けられる中、この個體は完璧な狀態(tài)を維持しています。
角ばった「4」のフォントがオールドオメガらしいディテールでかっこいいです。
ダイヤル、針、日付ディスク共にオリジナルです。
(修理パーツのダイヤルは12時位置の黒線がありません、針は蛍光オレンジの仕上げや色が異なります。)
トリチウムの焼けは均一で素晴らしいと思います。日付ディスクの焼けもマッチしています。
プロプロフ系の針は夜光面積が大きく、経年劣化によってひび割れたり抜け落ちたりしている個體が多いですが、
この出品個體はその點をクリアしています。これは求めている方からすると非常に大きい點と思います。
特徴的なクラスプを持つメッシュブレスレットも當時品となります。
過度な伸びはなくメッシュブレス特有のあそびのみとなり、だいぶ良好な部類と思います。
クラスプのロックも問題有りません。ベルトは未研磨でディテールを維持しています。
(修理パーツはクラスプ裏の番號刻印が59になります。SPは製造會社刻印でサービスパーツの場合IAIやJJFの刻印となります。)
※參考URL(1000mの記事ですが途中でブレスレット解説があります。メッシュブレスレット自體は1000m系と共通です)
搭載のムーブメントは500番臺の次世代として企畫されたCal.1010が採用されています。
78年頃はクオーツ全盛の頃であり、あまり目立った特集はされにくい1000番臺ですが、
非常に精度も良くOH代も手頃で管理しやすい機械と思います。
ネジ込みリューズを解除した後、1段引きで日付ディスク回し、2段引き(ハック機能有り)で針回しが行えます。
ケースは抉り傷など無く、こちらも未研磨で寫真の通り非常に良好な狀態(tài)です。エッジも丸まっていません。
ダイバーズという特性上なかなか狀態(tài)の綺麗な個體が少ないので奇跡的コンディションと思います。
上記の通りフルオリジナルで37刻印の純正メッシュブレス付きはなかなか市場で見かけないと思います。
この點だけでも価値のある狀態(tài)と思います。
裏蓋に関しても大変良い狀態(tài)です。工具傷等は全くありません。
サテン仕上げの部分にあたり線はありますがライトポリッシュで充分消える範囲です。
(ただしポリッシュすると工具穴付近のエッジなどが丸まってしまうため、オリジナル性を重視する場合おすすめはしません。)
サファイアガラス風防も傷等一切なく新品狀態(tài)を保っています。
この時代の風防はオメガの透かし刻印が元々ありませんが當時の純正パーツのままとなります。
竜頭もダメージなく大変綺麗でネジ込みもしっかり行えます。
この個體はオーバーホールを完了しております。日差や各動作は完璧です。
本體を振っての分銅によるゼンマイチャージも確認しています。
秒針は一周スムーズに動き、日付ディスクも不具合ありません。
ベゼルはカチカチと固めのロックを持った感觸で左右に回ります。
こちらもガタツキなどは全くありません。
長々記載しましたが、だいぶ珍しいコンディションとおもいます。
ブレス含めオリジナル性の保った個體は出てくる事は殆ど無く市場に出ることすら稀と思います。
こちらのリファレンス探されていた方はぜひ如何でしょうか。