中島 要による、「著物始末暦シリーズ」全10巻です。角川春樹(shù)事務(wù)所刊、時(shí)代小説文庫(kù)。狀態(tài)は、全般にかなり良好です。送料はクリックポスト2個(gè)口で370円です?!?BR>
★內(nèi)容: 
①「しのぶ梅 著物始末暦(1)」: 著物の染み抜き、洗いや染めとなんでもこなす著物の始末屋?余一は、職人としての腕もよく、若くて男前なのだが、人と深く関わろうとしない。一方、余一の古馴染みで、柳原土手の古著屋?六助は、難ありの客ばかりを連れてくる。余一の腕を認(rèn)めながら、敵対心を燃やす呉服太物問(wèn)屋の若旦那?綾太郎。樸念仁の余一に片思いをしている一膳飯屋の看板娘?お糸など??????。市井の人々が抱える悩みを著物にまつわる思いと共に、余一が綺麗に始末する?。?人情味溢れる筆致で描く、連作時(shí)代小説スタート。

②「藍(lán)の糸 著物始末暦(2)」: 呉服太物問(wèn)屋の若旦那?綾太郎は、著物の染み抜きなどをなんでもこなす著物始末屋?余一のもとへ打掛の始末を頼んだ。毛嫌いする余一を困らせようと、生地が弱りすり切れた打掛けを渡したのだが、その仕上がりは非の打ちどころのない出來(lái)栄えだった。余一に対して、何としても一泡吹かせたいと願(yuàn)う綾太郎。そんなある日、彼は古著屋の六助を伴い、余一に想い寄せるお糸の飯屋を訪れた。血の気が多い職人や人足などの男達(dá)を前に、てきぱきと働くお糸を見(jiàn)て、綾太郎は彼女に惹かれはじめるが―――(「藍(lán)の糸」より)。

③「夢(mèng)かさね 著物始末暦(3)」: 柳原の床店で、六助はいつものように古著を扱っていた。そこへ見(jiàn)るからに様子のおかしい男が、風(fēng)呂敷を抱えてやって來(lái)た。経験上関わらないと決めた六助だったが、隣店の長(zhǎng)吉がその男に話しかけてしまう。男は女ものの藍(lán)染めの袷を、いくらでもいいから引き取って欲しいというのだ。傷みもなく真新しい袷、そして落ち著きのない男の様子からして、何か後ろ暗い事情があるはずと睨んだ六助。袷の出所を問(wèn)い詰めると、男は踵を返して駆けだした。殘された袷の持ち主を探るべく六助は、著物始末屋?余一の元に向ったが―――(「菊とうさぎ」より)。

④「雪とけ柳 著物始末暦(4)」: 「井筒屋で配られている引き札を、五枚集めたら高価な絹のしごきが貰えるぞ!」「どうやら井筒屋は、配ったしごきの色で美人番付をしているらしいぞ?。 拐略纭?、江戸の町では開(kāi)店したばかりの老舗呉服問(wèn)屋、井筒屋江戸店の噂で持ちきりだ。しかし、巷を賑わす話の裏には、実は隠された陰謀があった???。井筒屋の真の“狙い”とはいったい何なのか???著物の始末屋?余一が、一膳飯屋のお糸と共にその真相に迫るが――。著物の汚れも、市井の悩みも綺麗に始末する??!大人気シリーズ第4作。

⑤「なみだ縮緬 著物始末暦(5)」: 「おれはお糸ちゃんの思いには応えられねぇ」突然余一に拒絶され言葉を失うお糸。悲しみの中、雨にうたれ熱を出し、気を失ってしまったお糸を助けたのはいったい誰(shuí)なのか???そんな折、以前、千吉と同じ陰間茶屋で働いていたという女形役者の大事な衣裝が盜まれるという事件が起こる。困った六助は余一に相談をするが、疑惑をかけられた千吉は行方知れず、同じ衣裝を用意するにも刻がない。果たして余一はこの問(wèn)題をいかに始末するのか???

⑥「錦の松 著物始末暦(6)」: 一膳飯屋の看板娘?お糸は悩んでいた。長(zhǎng)年、自分が想いを寄せている著物の始末を生業(yè)とする職人?余一にはきっぱりと振られてしまった一方で、淺草田原町にある紙問(wèn)屋の若旦那?禮治郎からは嫁にきてほしいと言われたからだ。想い人を忘れることが出來(lái)ず、悶心とした毎日を過(guò)ごすお糸の姿をみて、長(zhǎng)屋に住む達(dá)平が強(qiáng)引にお糸を余一のもとに連れて行った。余一はそこで自分の壯絶な過(guò)去を打ち明け、お糸とは夫婦になれない理由を告げる???。果たして二人の戀の行方は!?

⑦「なでしこ日和 著物始末暦(7)」: 著物の始末をする職人?余一は、ついに一膳飯屋の看板娘?お糸と夫婦になることを決めた。長(zhǎng)年の思いが実り、喜んで父に伝えにいったお糸だったが「やつと一緒になるなら、おめぇとは親子の縁を切る」と頭ごなしに反対されてしまう。なぜ父はふたりの仲を認(rèn)めてくれないのか? 母の形見(jiàn)である撫子色のきものを著て、祝言を挙げたかったのにと、困惑するお糸の前に、意を決した様子で、風(fēng)呂敷包みを腕に抱えた余一が現(xiàn)れた。余一が手にしているものとは? 果たしてふたりの仲は認(rèn)めてもらえるのか???

⑧「異國(guó)の花 著物始末暦(8)」: 柳原の土手で古著屋を営む六助は、朝からそわそわしていた。なぜなら今日は、昔からの古馴染みで、著物始末の職人?余一と、一膳飯屋の看板娘?お糸の、待ちに待った祝言の日だからだ。めでたい日ではあるが、己の事に無(wú)頓著な余一が支度に手を抜きやしないかと心配な六助は、身支度を整え余一の元へ向かった。そんな折、京の老舗呉服問(wèn)屋、井筒屋江戸店の店主?愁介が、「余一に関わる大事な話がある」と六助の前に現(xiàn)れた。いったい愁介は何を企んでいるのか――。

⑨「白に染まる 著物始末暦(9)」: 晴れて夫婦となった著物始末屋の余一と、一膳飯屋の看板娘?お糸。しかし互いに忙しく、夢(mèng)にまで見(jiàn)た夫婦の暮らしはすれ違いが続き、お糸はひとり思い悩んでいた。一方、大隅屋の若旦那?綾太郎は、朝っぱらからうんざりしていた。西海天女と呼ばれている唐橋花魁が吉原で著る最後の打掛を大隅屋で作ったことが江戸中の噂となり、それを一目見(jiàn)ようと、客が押しかけてきたからだ。唐橋に恨みをもつ札差の澤田屋や、京の老舗呉屋問(wèn)屋、井筒屋江戸店の店主?愁介がつけ狙う中、唐橋の最後の花魁道中は無(wú)事に終わるのか???

⑩「結(jié)び布 著物始末暦(10)」: 呉服太物問(wèn)屋の若旦那?綾太郎は悩んでいた。商売敵とはいえ、三百年続いた京の呉服問(wèn)屋?井筒屋の暖簾をこのまま消してよいものかと。悩んだ末に相談に行った本両替商?後藤屋の大旦那からまさかの條件を突き付けられた綾太郎は、決著をつけるため、著物始末屋の余一とともに井筒屋へと向かった。一方、一膳飯屋の看板娘?お糸は十五のときから一途に思いを寄せていた余一と結(jié)ばれ、これから生まれてくる我が子の幸せを願(yuàn)い、ひと針ひと針、愛(ài)情を込めておしめを縫っていた――。市井の人情や溫かさを描いた感動(dòng)の大人気シリーズ、堂々の完結(jié)??!

★著者、中島 要(なかじま かなめ): 神奈川県橫浜市在住。早稲田大學(xué)教育學(xué)部卒業(yè)。2008年、「素見(jiàn)(ひやかし)」で小説寶石新人賞を受賞。2008年「素見(jiàn)(ひやかし)」で第2回小説寶石新人賞を受賞。選考委員の奧田英朗は「センスがある。技量としては一番」と評(píng)し、角田光代は「ラストのセリフがいい」と評(píng)した。2010年に初長(zhǎng)編『刀圭』で単行本デビュー。2015年、『しのぶ梅 著物始末暦』で京都水無(wú)月大賞候補(bǔ)に選出。同作は以降、シリーズ化された。その後も「六尺文治捕物控シリーズ」など、時(shí)代小説を主に発表し続けている。

※出品ページに表示の「配送方法」はあくまで単品でご落札いただいた場(chǎng)合の方法と送料でございます。複數(shù)點(diǎn)をご落札いただいた場(chǎng)合は、最も経済的な方法で一括発送いたします。具體的には、ヤフオクに「まとめて取引」という仕組みがあり、ご落札者による「まとめて取引」の要請(qǐng)に応じて、出品者より一括送料をお知らせし、その上で一括決済いただくという流れになります。