【詳細(xì)】
初版 二階堂黎人 悪霊の館 立風(fēng)書(shū)房刊

1994年12月20日初版 立風(fēng)書(shū)房発行

外ではベトナム戦爭(zhēng)、民主の夢(mèng)を斷つソ連のチェコ侵入、內(nèi)では全共闘の嵐吹く昭和四十三年夏―。明治様式の西洋館で百六歳の老婆が死んだ。館に住む、三組の女の雙子の謎を秘めた三家族、三世代の血族たちに、禍い遺言を殘して。一年後、神秘に彩られ、つぎつぎ起こる“顔のない被害者”の殺人。時(shí)を溯り、フランス王家の鮮血に染まる暮色の呪い甦るなかで…。

二階堂黎人
1959年7月19日、東京都生まれ。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書(shū)下ろし長(zhǎng)編『地獄の奇術(shù)師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川亂歩やJ?D?カー、橫溝正史の作品を現(xiàn)代に再現(xiàn)したような作風(fēng)は推理界の注目を集めた

【狀態(tài)】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、全體的には概ね良好です。