







【詳細(xì)】
希少初版 少年とアフリカ―音楽と物語、いのちと暴力をめぐる対話 坂本龍一/天童荒太 文春文庫
2004年4月10日初版 文藝春秋 新刊案內(nèi)完備
ベストセラー『永遠(yuǎn)の仔』をめぐって出會(huì)った音楽家と小説家が語り合う、それぞれの少年時(shí)代、親と子、少年犯罪、孤獨(dú)、救いの在りか―。君の「アフリカ」はどこにある。
ベスト?セラー『永遠(yuǎn)の仔』(天童荒太著、日本推理作家協(xié)會(huì)賞受賞)のテレビ化を通じて親交を深めた作曲家と作家の対話篇。作家が主題とした虐待される子どもたちの話に端を発する「I 少年」の章と、作曲家がふと訪れたアフリカという視點(diǎn)から、人類學(xué)的な知見を交えて現(xiàn)代日本を相対化してみせる「II アフリカ」の2章からなっている。話はおおむね1952年生まれの作曲家がリード役となり、8歳年下の作家は、敬意を持って聞き役に回っているという印象だ。
おもしろいのは、「I」で語られる2人の少年時(shí)代のエピソード。鑑賞體験を共有した映畫の話などをきっかけに、それぞれが大事にしている少年時(shí)代獨(dú)特の妄想や非社會(huì)的な夢(mèng)想の體験ばなしが、おもしろおかしく、そして共感に満ちて語られている。
この共感は、話し合ったその場(chǎng)の2人だけのものではなく、子ども一般の同様の傾向にも向けられているのだが、その話しぶりの素直さと紛れのなさが、この體談に、時(shí)代狀況への批判の書という意外な性格を與えてもいる。
坂本によれば、アフリカでは太陽や星の動(dòng)きが驚くほど早く、都會(huì)では感じることのない地球の自転のすごさを感じるそうだ。この手の感想がありがちな自然禮賛調(diào)に墮さないのは、「子どものときから國(guó)が嫌い。日本にはいなくたっていい」という一言で伝わるある種の覚悟の深さと、遠(yuǎn)くアフリカからも日本を相対化してみせる知的な志向を、話し手自身が、きっちりと持っているからなのである。
【狀態(tài)】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。