







カップ
口徑 60mm
高さ 55mm
ソーサー
直徑 128mm
今泉今右衛(wèi)門家は、1640年代に中國から赤絵の技術が伝わると、現(xiàn)在の赤絵町の地にて赤絵付けの仕事を始めました。江戸期は鍋島藩の御用赤絵師の任が下命され、その調合?技術に際しては一子相伝の秘法として保護されました。
その後、明治になり藩の保護を失った後は、十代今右衛(wèi)門は生地から赤絵付けまでの一貫した制作に乗り出し、技術的?経済的苦境を乗り越え、十代?十一代?十二代と三代かけ江戸期色鍋島の復興に成功し、その技術は昭和46年國の重要無形文化財保持団體の認定を受けました。
昭和50年に襲名した十三代は、造りだす技術は江戸期から伝わる手仕事であるが、伝統(tǒng)工蕓は現(xiàn)代の人に向けた新しい仕事でなくてはならないという考え方の許、色鍋島の世界に蕓術性を加え、現(xiàn)代の色鍋島として吹墨?薄墨?緑地の技法を確立し、平成年、國の重要無形文化財保持者の認定を受けました。
そして現(xiàn)在は、色鍋島の技術を継承するとともに、十四代としての現(xiàn)代の色鍋島の品格をいかに創(chuàng)出するかという仕事に挑み続けています。