【LP1枚】國內(nèi)盤 IWB-60028  弦楽四重奏曲第4番 ハ短調(diào) OP.18-4 作品番號18の曲の中では最も最後に完成された作品だと言われています。そして、最後だからと言うわけではないのですが、疑いもなくこの曲の中では最も高い完成度を誇っているのがこの作品です。モーツァルトにとってト短調(diào)というのが特別な意味を持った調(diào)性だったように、ベートーベンにとってはハ短調(diào)というのは特別なものでした。ベートーベンがこの調(diào)性を採用するときは音楽は劇的な性格の中に悲劇的な美しさを內(nèi)包するものとなりました。そして、おそらくはこの調(diào)性に彼が求めていたものを初めてしっかりとした形で実現(xiàn)したのがこの作品だったと言えます。クァルテット名の下にメンバーを記しているのですが、たいていの四重奏団は入れ替わりがあるので、録音年時のメンバーを調(diào)べるのが面倒なのです。その點(diǎn) 四重奏団は、で楽です。第1楽章の序奏部は良い感じです。軟弱ではなくしっかりしていますね。主部の和音もがっしりしており、ブレイニンのヴァイオリンが甘ったるいのが時代を感じさせますが、小さな問題でしょう。そう、このようなラズモフスキー第3番が聴きたかったのです。 中古ですので小さな汚れあります。まとめて買えばお安くなります。