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AKB 1/48 アイドルと戀したら…
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バンダイナムコゲームスより2010年12月23日に発売された、AKB48を題材としたPSP用戀愛シミュレーションゲーム。企畫発案は、AKB48総合プロデューサーの秋元康。
本作は、人気女性アイドルグループ『AKB48』のメンバー全員が“プレーヤーのことを大好き”という狀況の中でゲームが開始、メンバー48人からの誘惑や愛の告白といった障害をかわし、最後に1人になるまで47人を振り続け、自分の好きなメンバー、いわゆる「推しメン」とのハッピーエンドを目指すというゲーム內容となっている。AKB48のコンセプト「會いに行けるアイドル」に対して、本作は「いつでもどこでも會えるアイドル」をコンセプトとしている。
なお、2011年10月6日には本作の第2弾として『AKB1/48 アイドルとグアムで戀したら…』が発売。
ゲーム開始後はゲームメニューが表示され、「アドレス」「著信履歴」內でデートするメンバーを選択することで電話発信(メンバーによる電話著信時のボイス)演出とともにゲームが開始、1回のデートイベント(場合によっては初回はグループ、2回目は個人と複數(shù)日にまたがる場合もあり)を経てゲームメニューに戻るシステムとなっている。イベント中のメンバーの臺詞はすべてフルボイスとなっている。
ゲーム開始時はデートに誘うメンバーを48人全員から選択することが可能であるが、デートイベント終了時、デートに誘ってもらえなかったメンバーは「自然消滅」という形で徐々に攻略対象から脫落していく。また、ゲーム開始以降のメンバー選択は、攻略対象から脫落していないメンバーから自由に選べるわけではなく、選択可能なメンバーは留守電やメールを併せた「著信履歴」に含まれるメンバーに限定される。つまり、特定メンバーのみを連続選択して短期間にゲームを終了させることはできないシステムとなっている。
ゲーム本編內ではデートイベントの終了時に3択の會話選択肢が設けられており、選択により好感度が変動することになる。その結果は効果音で確認できるようになっており、好感度を下げる返答をした場合には、そのメンバーは振られたものとして攻略対象から脫落することになる。また他のメンバーがデートを目撃していたなどの「ストーカーイベント」があり、選択次第では問い詰めてきた「目撃メンバー」がその場で脫落するほか、殘りメンバーが少なくなるとそれまでに自然消滅したメンバーから「諦められない」など再會を望むメールが屆くシチュエーションも用意されている(再會を承諾すると攻略対象に復帰する)。デート終了後、場合によってはメール受信の形でトレーディングカードを入手できる場合もある。
このようにして好感度が最高になったメンバーから明日の都合を確認される「告白前イベント」が発生、それを受けるとラストの「神告白イベント」に移行する。これを承諾するとハッピーエンド、拒否するとバッドエンドとなる。なお、いつまでも好感度を上昇させる選択肢を選択せずにゲーム進行していても、一度でも好感度を向上させたメンバーから次々にあるいは最後の1人から告白前イベントが発生、告白前イベントが発生したメンバーを再度選択すると強制的に神告白イベントに移行するというシステムで、永久パターンを防止している。神告白イベントを承認してハッピーエンド動畫を経るとエンディングとなるが、エンディング中は、スタッフロールとともにAKB48メンバーが順次エンディング畫面の右に表示される。その際、神告白イベントに到達にしたメンバーには左にキスマークが付くことで區(qū)別される。
デートイベント、告白前イベント、神告白イベントにはメンバーごとに異なるシナリオが用意されている。例えば、本作発売直後にAKB48を卒業(yè)して日本國外に留學した小野恵令奈のシナリオは、留學によって離れ離れとなってしまう戀人の苦悩を描くシナリオといった具合であり、渡航當日に神告白イベントが発生する。デートイベントはスチール寫真のコマ送り狀の演出となっており、1人2,000枚、メンバー全員で10萬枚以上から選ばれた1萬枚以上で構成されている[3]。また、神告白イベントは動畫のみで構成され、メンバー全員で合わせて80分以上収録されている。
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