80年代前半から地道に活動を続けるイタリア出身の個性的なサウンドアーティストにして多面的なサウンドスタイルを持ちながら現(xiàn)在ではエレクトロクースティック~アクースマティック電子音楽路線の制作が多い、ジャンルカボクッツイの2019年リリース作。この人の音楽性でいえばそれこそノイズ、エレクトロポストパンクプロジェクト、オーディオインスタレーション、サウンドアート、サウンドパフォーマンス、アンビエントポストスコアリングなんてものまで多種多様すぎて、中々一筋縄ではいかない中ではわりと現(xiàn)代音楽系の電子音楽枠にも収まるものを集約したものが本作。収録は2006年から2019年にかけて制作されていたものの中からベストトラックで編纂され、いずれも本作でしか聴くことのできない初出作品の數(shù)々。録音はこのタイトルにもなっているバンカー(先の大戦で実際に使用された遺構(gòu)で、その當時、敵の軍事攻撃から身を守るための特別なシェルターだったという空間)にて制作されたとあるように、ある種の音の共鳴空間のような捉え方で、という意味ではポーリーンオリヴェロスのディープリスニングバンドが録音場所として頻繁に利用していた地下貯水槽のような場所と同じようなコンセプトと思って間違いなく、実際に本作でもこの響きの感覚は相通じる印象。モアレ干渉、倍音の共鳴、自然のエコーから派生するディレイ効果まで、通常のエレクトリックなモジュレーションとは根本的に異なるような恐るべき深さのアクースティックな軋みを體感でき、音ネタのほうも多種多様で、擦弦音、環(huán)境音、巨大な釣鐘、金屬類、ノイズなどなどが用いられ、例えばGRM系電子音楽やコンピュータを用いる事の多いそれらの手法とは根本的に異なる汎エレクトロアクースティックな魔境。必聴?。?! GIANLUCA BECUZZI-the bunker years 2006 2014((13)
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