







こちらは今では絶版で入手困難な 森蘊さんの「『作庭記』の世界 平安朝の庭園美」です。日本放送出版協(xié)會、NHKブックス、昭和63年、1988年2刷、比較的美本。
比較的美本です。天に少し軽い細かいヤケじみがある程度です。カバーの背下部、本體の背下部に少し圧力じわ(カバーをかけるので見るのに影響はないです)。中は綺麗な方です。40年近く前のものですので経年分はご容赦ください。傷みやすいこの手の本としては良い方です。
今では絶版で入手困難な1冊。日本庭園についての最高峰の書籍「作庭記」についての本です。平安時代に書かれたもので鎌倉時代には一部で知られていて、江戸時代の塙保己一の「群書類従」にて紹介され、広く読まれるようになりました。
作庭の技術(shù)についても伝えています。あの藤原頼通の息子、橘俊綱こそが作庭記の著者と目されています。父の藤原頼通邸「高陽院」は平安時代中期の最高峰の作庭とされ、そうしたところを見て育ったゆえに感受性も豊かだったのだと思います。
嵯峨院大沢池、平等院庭園、大乗院庭園、法金剛院庭園、浄瑠璃寺庭園、円成寺庭園、毛越寺庭園ほか寫真付きで見られます。藤原頼通の「高陽院」、藤原本家の東三條殿、菅原道真邸宅ー紅梅殿などの貴重な絵巻物の寫真もあり、見ても楽しめます。
丁度、「源氏物語」関連の大河ドラマ終えたばかりでこのあたりのものも再注目されています。良いものですのでご堪能していただければ幸いです。
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