金重晃介作の備前片口形鉢です。
見込みは緋襷に櫛目、口には灰釉の流れが見られ、晃介の作品の中でも見どころの多い出來だと思います。
口部分に生じた窯キレも見どころのひとつです(寫真3)。
底にシールが貼ってあり、個展か何かの出品作かなとも考えられます(個人の見解です)。
食材を盛られるのはもちろん、鮎などを入れられても良さそうです。
傷はありません。
共箱です。
徑(口部含む)28.2cm
高さ8.2cm