年齢により、維持管理が厳しくなってきたことと、他に所有している車の維持整備資金の調(diào)達に迫られたことが重なり、希少な輸出専用車のホンダZ600を惜譲しようと考えています。
車の概要を以下に記載します。
おそらく1972年製(明確な証拠がない)の輸出専用車だったホンダZ600です。輸出仕様の多くは北米向けの左ハンドルですが、この車はイギリス仕様の右ハンドルという希少モデルです。(歐州ではZ600、北米ではホンダ600クーペと呼ばれた)私が入手したのは2021年8月です。最近話題の電動エアコン(クーラー)を當方が裝備しました。また、ガラスにはすべて斷熱と紫外線カット効果がある無色のフィルムを貼りました。(クーラーは無いよりは遙かにましですが、それでもキンキンに冷えると言うようなことはありません。定速走行していれば冷たい風は常に吹いてくれます。)電動エアコンの電源ですが、舊車に詳しい方ならおわかりかと思いますが、Z600はオルタネーターが別體では無く、ジェネレーターがエンジンに組み込まれたような形式なのでオルタネーターの容量を上げて電源を確保することができないため、荷臺にバッテリーを積んでその電源でコンプレッサーを作動させています。(寫真8枚目)自分が試した限りでは動作時間は2~3時間と言ったところです。
イギリス仕様ですが、1973年にはアメリカで登録され少なくとも1991年まではアメリカで登録されていた車です。(記録あり)その後、日本に輸入されましたが、登録はされずに展示期間が長く、國內(nèi)で車検を取得した初度登録年は何と令和1年(2019年)1月です。そのため、13年経過の増稅はまだ発生していません。(笑)一方、輸出仕様は國內(nèi)販売の360ccとは異なり600ccですので、軽自動車登録では無く(フィアット500が軽自動車でないのと同じ理由)普通車登録で普通車の稅金がかかります。
車検は2026年7月10日まで、1年以上殘っています。走行距離は現(xiàn)在約54000マイル。
現(xiàn)在、舊車として特に走行に不都合はありません。
輸出専用車、空冷エンジン、電動エアコン付、希少な右ハンドル等々で珍しいことから、ノスタルジックヒーロー、オールドタイマー、Gワークス等の雑誌に、また、トヨタクラシックカーフェスティバルに參加した時はトヨタイムズに取材されたこともあります。
車は茨城県のつくば市にあります。是非実車を見に來て頂きたいです。見て頂ければ気に入って頂けると思います。あと、わずかですがパーツもありますので、必要であればお付けします。
乗りやすく、所有して4年ほどですが、大きな故障も無く大変気に入っている車ですが、上記の理由で惜譲致します。価格ですが、希少車故、相場がわからず、現(xiàn)在ヤフオクに左ハンドルのZ600が出品されているので、ひとまずその価格を參考にして出品しております。高額なお取引になりますので、やれ、自動車稅の月割りだの自賠責がどうのとかリサイクル券費用をとか面倒なことはいいません。落札価格がお支払い価格です。ただ、個人の出品ですので、分割払いやローンには対応できません。一括支払いでお願いします。
過去4年間、自分としては積極的に舊車イベントにも參加していたので、実車をイベントで見た、あるいは上記の雑誌で読んだというような方にお譲りできれば嬉しいです。もちろん、初めてこんな車を知って興味があるという方も大歓迎です。真剣に購入を考えてくださる方であれば、多少の価格交渉にも応じます。
気になる點はお気軽にお問い合わせください。
資金難ではありますが、売り急ぐつもりもありません。車の価値がわかって頂ける方をゆっくり待ちます。
(2025年 5月 26日 21時 16分 追加)
思い出したことがあるので追記します。①空冷エンジンのため、油溫は大切なバロメーターなので後付けでデジタルの油溫計を取り付けてあります。
②電動エアコン裝著時、コンデンサーを配置するスペースが無く、苦肉の策でエキパイをステンでワンオフで作成し、エンジンルーム內(nèi)にコンデンサー(これもクラシックミニ用の一番小さいものを流用している)を設置するスペースを稼ぎ出しています。もし、電動エアコンが不要でオリジナルに戻すのであれば、オリジナルのエキパイも保管しておありますので、オリジナルに戻すことは可能です。
あと、小さい寫真ですが內(nèi)裝(エアコンの吊り下げ式がわかる)の寫真を9枚目に追加しました。
(2025年 5月 27日 21時 57分 追加)
もう一つ大事なことを書くのを忘れておりました。申し訳ありません。本文説明中で「舊車として普通に走れる」旨記載しており、現(xiàn)時點で噓偽りはありませんが、とはいっても50年以上も昔の舊車です。いつ何時調(diào)子を崩すかはわかりません。特に舊車の場合、オーナーが変わり乗り方が変わると、調(diào)子を崩すということはよくあることです。ですので、この點を十分ご理解頂ける方、引き渡し後はNCNRでお願いします。ただ、売りっぱなしにしますと言う意味では無く、車好きの方にお譲りできるのであれば、自分の経験や可能なアドバイスは致します。しかしながら、メーカーやディーラでは無くあくまで車好きの一個人が出品しておりますので、保証はできないということです。よろしくお願いします。
(2025年 5月 29日 21時 07分 追加)
質(zhì)問4の方へショートメールをお送りしました。見學の日程調(diào)整のご連絡お待ちしております。