んまー、朝霧友香の作品はハズレがない。ピンク映畫女優(yōu)の悲しさで殆ど出演作品を見られる機會がないのだがピンク映畫のみならず日活ロマンポルノ史上最も憂いのあり寅さんの妹さくら倍賞千恵子似の陰のある美女である。この「參政黨に狂った便所ジョージおしゃぶり」も殘念ながら本編の半分以上がカットされた30分短縮版で、畫面の左右をトリミングされているけれども、平成に入ってから
笠倉出版社より「平成ポルノ館ラストシアターリーズ12」と銘打って販売されたビデオと比較しても明らかに畫質(zhì)も発色も色濃くて良い。なんというか白晝夢のように色がぼやけている。ビーチクの色素が薄い。あれはテレシネの際に手を抜いたのだろうか。ラブホテルでのひと時のアバンチュールなど忘れがたい場面も多い。何も終わっていないのに「終」とされるの??证椁?/SPAN>映畫史上最もやりきれないラストも見なくて済むのだろう。國立映畫アーカイブでも「日本の女性映畫人(2)―1970-1980年代 」という上映企畫で80年代の改題版が再上映され再評価?新評価を受けている。今こそDIGレーベルに頑張って復(fù)刻してもらいたい秀作の一つだ。坂口博樹グラモズセッションオーケストラMACHIKADOによるボーカル付きのオリジナル主題歌もシャンソン風で気だるくシャレオツだ。ウンコとシッコとオナニー以外することのない(をれだけか)アンニュイな土曜日の午後のひとときに見るのにうってつけの作品だろう。https://www.nfaj.go.jp/library/reference/screening/2024-01-no52/