遅まきながらアイヴィーの人気が上がってきたのはうれしいことだ。EPを合わせ6枚のリリースを経て、このバンドの少しハイな雰囲気と完璧なポップス技法、さらにパリ生まれのドミニク?デュランのメランコリーなヴォーカルとが結(jié)びついた。5枚目のアルバム、『In the Clear』(邦題『イン?ザ?クリア』)ではギターが時(shí)おり大きく響く(別れを切り出す「Clear My Head」(邦題「クリア?マイ?ヘッド」)では亂れ、ひずんでいる)が、基本的な雰囲気は変わっていない。ロマンチックで、用心しながらも期待を抱いている感じで、それがよく表れているのが最後の「Feel So Free」(邦題「フィール?ソー?フリー」)だ。何か特別なこと、そして秘密?!窽ess Don’t Tell」(邦題「テス?ドント?テル」)では、くりかえし「きみのためだ、ほかの誰のためでもない」と強(qiáng)調(diào)する?!篒n The Clear』は、アイヴィーのトレードマークである矛盾とサウンドの端々に時(shí)おり現(xiàn)れる予期せぬノイズを肥やしに成長していっている。

試聴のみ。大変綺麗な狀態(tài)です。
邦盤。ボーナストラック2曲収録
歌詞、対訳、解説、帯付き。
サンプル。