巖波文庫
①著者別番號:赤609-1
②作者:ツルゲーネフ
③訳者:小沼文彥
④発行日:1992年2月26日 第3刷(1952年12月20日 第1刷)
⑤裝?。亥些`裝 312頁
⑥狀態(tài):普通 蔵書印なし、書き込みなし
⑦コメント:1992年春のリクエスト復刊の1點。入手困難。
本書は、ロシア?インテリゲンツィアの生成過程をたどる上にきわめて興味深い荘園貴族文化(すなわち”貴族の巣”)を自らその階級に屬する作者が描いたもの。ロシア文學の主題として長い生命を保ったいわゆる「無用人」の問題は、ここにおいてはっきりと我々の眼前に押し出されるが、ここの「無用人」は一面作者の自畫像でもある。しかしこの作品が圧倒的な支持を受けた大きな原因は何といっても女主人公リーザの創(chuàng)造であったのである。