







自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
男のダンディズム 奧田瑛二 過去の経験、嗜好考え方が詰まっている。ダンディズムとは何か…考えさせられる一冊。
道がつかめたとき、自分という一個の人間が確立される。僕は、それを生涯追い求めていきたい。ダンディズムは選ばれた人にしか許されない。だから選ばれるよう努力しなくてはならない。
プロローグ―追い求める理想は男の永遠(yuǎn)のテーマ
第1章 奧田流ダンディズムの基本
第2章 ダンディズムはこだわりの隅々に宿る
第3章 ダンディズムを追い求める長い旅
第4章 役者という生き方
第5章 ブラックホールを脫する時
第6章 五十歳にして「飛ぶ」勇気
第7章 ダンディズムの完成とはいかに自信を持って生きるかだ
第8章 戀愛におけるダンディズム
エピローグ―最終的に自分を支えてくれているものに
新宿梁山泊 アルパチーノ
ロバートデニーロ
ジャックニコルソン 松田優(yōu)作 高倉健
天地茂の付き人 藤田敏八 島田正吾
レビューより
奧田瑛二の過去の経験、嗜好考え方が詰まっている。ダンディズムとは何か…考えさせられる一冊。
だらしなく頼りない駄目な男の作法
若い頃、奧田瑛二に憧れていた。
ああいうだらしない男が格好よく見えた。
本書は役者本としては、出色の出來ではないか。
奧田瑛二は役柄と本人の內(nèi)面が通じ合う數(shù)少ない役者である。その背景を奧田が自らを語っているのだが、本書の肝は「だらしなく頼りない男」になるために彼は生きてきたという下りだ。
それは奧田にとって理想の生き方だという。
役者としても人間としても彼はマッチョやスタイリッシュな生き方を否定して、自然體をよしとしてきた。その自然體が「だらしなく頼りない男」というはちょっと???ではあるが(笑)。
「だらしなく頼りない男」の作法がきちんと生真面目に書かれており、巷の「俺本」とは明確に異なる??嵓?xì)なのだ。
ともかく女性にもてまくり、仕事にも沒入した奧田瑛二の半生を読むことが出來る。
その語り口は奧田節(jié)というか、熱いのか醒めているかわからない、獨特のリズム。役者としての矜持も感じられ、一読の価値有り。
かっこいい。