自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。畫像にもありますように、保管時の悪さから帯に小さな破れがございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。

さかだち日記 中島らも

お酒中毒者の感覚を疑似體験できます。

酒が飲みたくて近所の酒屋の自販機前。ビールしかないので、買わずに帰宅。その理由は「ビールを酒とは認めない」。
作家活動の傍ら、劇団を主宰し、バンドではギターを手に聲を張り上げる、マルチな異才が、恥溺するお酒と訣別すべく綴った酒斷(さかだ)ち日記。作家?野坂昭如との「禁酒」&「バイアグラ」対談も収録。

「はぁー素面ってこんなんやったんやな」。25年の酩酊から生還した作家のサバイバルな日常。

目次
粉しか出なくなりました
たまには負けることもある
徹子さんの前でピエロになる
北京で花婿さんになる
「隣が栗原小巻」に関する感慨
野坂先生、あしからず
ベトナムのヤキソバ恐るべし
危機一髪のワンカップ事件
バタやんが仰ぎ見た「珍寶」
役者馬鹿は眠らない〔ほか〕


レビューより
お酒中毒者の感覚を疑似體験できます。酒が飲みたくて近所の酒屋の自販機前。ビールしかないので、買わずに帰宅。その理由は「ビールを酒とは認めない」。作家活動の傍ら、劇団を主宰し、バンドではギターを手に聲を張り上げる、マルチな異才が、恥溺するお酒と訣別すべく綴った酒斷(さかだ)ち日記。作家?野坂昭如との「禁酒」&「バイアグラ」対談も収録。


さかだちはさかだちでも、“酒斷ち”日記。
アルコール依存癥の筆者が、同じくアルコール依存癥である野坂昭如さんとの対談から本書は始まる。大きくわけて3部構(gòu)成になっており、
'@野坂昭如さんとの対談?上「禁酒?マッチ」
'Aさかだち日記'B野坂昭如さんとの対談?下「バイアグラ?マッチ」


しょっぱなからアル中対談。最近(當(dāng)時)は控えていたとのことだが、本編に入ると時々飲んでいる。酒ならまだしも、ドラッグにも手を出す始末?!袱ⅳ ⒔Kわってるのね?!工人激铯氦郡嵯ⅳ颏膜い皮筏蓼Α¥筏?、仕事はしっかりやっていた。作家の苦労をさらっと書き流すあたりが潔い。沢山の本を読み、映畫を鑑賞し、芝居の稽古も行い、ストレスに潰れていく様が生々しい。體はしっかり、仕事もしっかり両立は大事だなと思わされる。