相州?西丹沢の山中に、巨大な山賊の集団が巣喰っていた。小田原藩では討伐の藩士を送り込むが、返り討ちにあう。江戸南町奉行?大岡越前は関八州に放っている密偵からその報(bào)告を受け、小田丸彌介に山賊退治の命を出す。しかし賊の首領(lǐng)は“殺人流”という秘剣の使い手、さらに門弟三十人がその周囲を固めている。彌介に勝算はあるのか。