禮賛！ コーチジャケット。こんなウエアは他にない。アウトドア＆インドアの両方で実用性抜群。上著は生涯これだけでOK！
當(dāng)時を知っている人なら、このジャケットの著心地、機(jī)能性、耐久性、汎用性などにおいて、これほどのアウターは他にないとわかるはず。當(dāng)時を知らない人には、今の時代には手に入らない良いものがあることを再認(rèn)識してほしい。どんな世代も伝えたい?！袱长煲恢?、一件落著」。
もちろん、雨の心配があるならゴアテックスが有利。しかし、あのゴワゴワ感は例えば移動中の車內(nèi)では快適とは言えず、林の中や巖場を歩くには気を使い、焚き火にも気軽に近寄れず、洗濯するにも気を使う??? 60/40クロスも良いけれど、少し重いし、濕り気を帯びるとなかなか乾かない??? barbourのオイルドコットンはそこらじゅうを油だらけにしてしまうし、洗濯は絶対に不可??? フライトジャケットは重ね著の工夫余地があまりないし、脫げば嵩張り、著ても丈が短すぎて腰が冷える???
いろいろなジャケットがありました。いろいろな高機(jī)能素材やコーティングが登場し、消えて、また登場してゆく中で、コーチジャケットは飛び道具的な要素を持たない一方で、その完成度の高さは時間をかけて感じられるものでした。もちろん、當(dāng)時もコーチジャケットと似たプロダクトが存在しましたが、表面生地が薄すぎたり、縫製が甘かったり、裏地の觸感が優(yōu)しくなかったり、體にまとわりついたりして、本家には遠(yuǎn)く及ばずといった印象でした。
＜＜＜コーチジャケットのどこが良いのか？＞＞＞
?デザイン：好き嫌いの話ではありますが、飾りっ気のない、無理していない、ただの、普通のライン。絶妙です。ドキドキしないけれど、飽きもしない。體の一部、空気の一部になる感じ。だから疲れない。合わせやすい。どこへでも行ける。
?ボタン：ファスナーはとても機(jī)能的ですが、手袋をしていれば扱いにくい、錆びやすい、布を噛み込むことがあるといような、誰もが経験するような弱點(diǎn)に加えて、気がつきにくい性質(zhì)があります。それは、縦方向に硬いという點(diǎn)。座っているときや屈むとき、解放しているときなど、うねうねと自己主張して布全體や體の動きに追従してくれません。スナップボタンの場合、これらの弱點(diǎn)がありません。真ん中をひとつ、ふたつだけ止めて、高い通気性を確保しつつ、裾が舞うのを避けることもできます。
?表面の生地：シャカシャカで、なおかつしなやか。砂や汚れや、木の枝のような障害物をさらりといなす一方、手觸りも優(yōu)しくて、ずっと著ていても疲れにくい。防風(fēng)効果はとても高くて冷えにくい一方、蒸れて困ることもない。強(qiáng)い雨には耐えられないけれど、そのような場面では普通なら傘の出番。アウトドアなら、より防水効果の高いジャケットやコートを羽織れば良い。小雨の中、短時間の作業(yè)をするようなシーンなら、そこそこの防水性能と二重構(gòu)造によって體が濡れてしまうことはない。木綿と違ってすぐに乾く。
?裏面の生地：これが最大の特徴。かつて多くがこれを真似たけれど、こんな感じにはならなかった。素肌にとても優(yōu)しくて、ベタベタしないから、水著の上にそのまま羽織って冷えを防ぐのにも良いし、冬なら、フリースと重ねれば摩擦によって一體化してくれる。さらに言えば、この裏地と表地との間の隙間が保溫力と通気性を保ちつつ、動きへの追従性を高めてくれているのがわかりにくい美點(diǎn)。例えば肘を曲げるとき、裏地と表地の間の滑りが動きやすさに繋がっている。だからやっぱり疲れにくい。
?袖口：ゴムの締め込みが絶妙。これから料理/作業(yè)というとき、手を洗いたいとき、少し暑いとき、さっと腕まくりをしたい。そんなときに何も考えずにすっと袖を引き上げるだけで良い。寒くなれば戻すだけ。
?襟：解放すれば涼しくて、立てれば風(fēng)よけになるし、マフラーやインナーの高い襟を保護(hù)できる。ただ羽織るだけでも、この尖がった襟があることが、「きちんと感」を出している。無駄なボタンやフックがついていないから、屋內(nèi)で著用していてもおかしくない。Tシャツにもネクタイにも合う、不思議なデザインのポイントはこの襟かもしれない。
?ポケット：物入れとして十分に機(jī)能的。深くて中が広いので財布や鍵を入れて激しい活動をしても、落としてしまうことはまずない。寒い時にはハンドウォーマーとしても使える。
?脫いだとき：ぎゅっと畳めばティシューボックスくらいのサイズで重さも気にならない。
?シワになったとき：著ていれば戻る。
?汚れたとき：ガンガン洗える。ただし、洗濯機(jī)がとても強(qiáng)い場合、水を巻き込んだ力を逃がせずに縫い目が裂けることがあるので、ネットに入れた方が良い。
?濡れたとき：すぐに乾く。
?色移り：しない。
?焚き火：あまり強(qiáng)くないはずだけれど、燃え広がりにくい??? みんなでこれを著て、何度も焚き火をしても、溶けて穴が空いた事例を見たことがない。コーチジャケットについた火の粉はすぐなら払い落とせる。
?芝生を転げ回ったとき：草っぽいものや砂は簡単に払い落とせる。
?茂みに分け入ったとき：草木がするりと避けていく。引っかかりにくい。
?ドライブ?膝掛けに、日よけに、シートの汗染み防止に、荷物隠しに、エアコン防寒著に。適度に滑るのでずっと來ていても疲れにくい。
?キャンプ?真夏でも持っていくべき。海や川で遊んだあとに羽織りたくなることも多い。日陰で風(fēng)があるとき、日沒後などにも重寶する。冬は重ね著しやすい。小雨ならこのまま。本格的な雨天時はこの上にレインウエアを羽織ると良い。
?作業(yè)著として?土、埃、水気、木屑などに強(qiáng)いので、大抵の作業(yè)に向く。ただし、鉄工のような火花が散る作業(yè)には使わないほうが良い。
?屋內(nèi)?幅広い室溫で快適に使用できる。
まだまだ語りつくせませんが、文字?jǐn)?shù)の関係でこれまで。
//////////////// この出品 ////////////////
?色：青
寫真は、わざと強(qiáng)い光線をスポット的に使って撮影しています。白っぽく光って見える部分は、屋外の太陽光が最も強(qiáng)いときにしか見られない発色。黒っぽく見えている部分は、屋內(nèi)など光線が弱いときの発色。
?サイズ：＜＜Large＞＞
男性なら、普段はM、Lサイズを選ぶ人向け。
女性なら、Mサイズ、Lサイズを選ぶ人向け。
夏は軽く羽織り、冬はフリースやダウンの重ね著をして活動する前提では、Lサイズの男性には少しだけ小さいと感じるかもしれません。また、Mサイズ以下の女性が著るとハーフコートのようになります。
?コンディション：＜＜レベル6＞＞
レベル１/奇跡の新品未使用品/20000円（ずっと保管したい）
レベル２/プレミアムビンテージ/15000円（大切に使いたい）
レベル3/スマートビンテージ/10000円（キレイに使いたい）
レベル4/いい感じのクラシック/5000円（普通に使いたい）
レベル5/本領(lǐng)発揮の即戦力/3500円（ガンガン使いたい）
レベル6/まだまだいける耐久性/2000円（作業(yè)著的に）
?特徴：
90年代の一般的なコーチジャケット（標(biāo)準(zhǔn)仕様）
ポケットの中も裏地付き（標(biāo)準(zhǔn)仕様）
ボタン、ドローコード、袖口、ラベル、汚れ、傷などの狀態(tài)は寫真でご判斷ください。
?おすすめのポイントなど（私見）
クルマで言うなら、トラックの荷臺のイメージ。
一般家庭で使うクルマは、10年後でも掃除機(jī)ひとつでキレイになりますが、プロが使う道具はそうはいかない。いろいろなモノに觸れ、ぶつかり、こすられて、ダメージを受けていきます。それも驚くほど短期間で。
このコーチジャケットは1992年頃のモデルで、職人さんが長年著用していたもの。コーチジャケットの限界をイメージしていただくのによいかと。
???いったいどれほどの修羅場を経験してきたのやら。表地は、少し薄くなっていると思います。おそらく、數(shù)え切れない回數(shù)の洗濯によって繊維が全體に少し痩せるとともに、表地裏側(cè)のコーティングが消え去っているためではないかと思います。裏地はもともとデリケートなものに見えますが、こんな狀態(tài)でもしっかりしていて驚かされます。
修理したい場所を挙げるとしたら、袖口のゴム（伸びている）と、ポケットの入り口付近（少し破れている）と、裾付近の、ポケットの外側(cè)（釘やネジのような尖ったものを入れたために破れている）???その程度のこと。コーチジャケットは、古くなってもボロボロになっても味わいがあり、そして実用上の問題がない。
クルマで言うなら、トラックというよりはむしろ、空冷のポルシェのようなものかもしれません。どんなに古くなっても、デザインや機(jī)能における普遍性を再認(rèn)識させられるから、スクラップにするわけにいかない。キャンプ用品でいうなら、ガタバウトチェアとか、コールマンランタンのようなもの。今後、もっともっと価値を認(rèn)めてあげるべきプロダクトだと思います。
?出品と発送について
?良いところも悪いところも正直に書いていますが、古いものですので、不具合や、傷や汚れ、変色、素材の劣化など、出品者が確認(rèn)できなかったり、気にならなかったような問題があるかもしれません。公開オークションにて自由なお取引をいただきますことをご承知いただき、ご入札いただきますようよろしくお願いいたします。発送は通常３日以內(nèi)にできますが、稀に10日以上いただくことがあります。お急ぎの場合は事前にご相談いただければと存じます。