昭和59年3月初版。帯付き。三方に少しの埃シミがあり。帯の背に折れ筋が見られます。経年相応ですが、他に大きな難はないと思います(但し、出品者の判斷です。見落としあればお許しください)。古本であることをご理解の上、ご入札をよろしくお願いします。

內(nèi)容説明

中央線國分寺駅から極北のシベリア、南米先端のパタゴニア――小さな散歩から大きな冒険まで、世にシーナさんほど「旅」と共に生きる作家はいないであろう。
本書では、誰でも行けて誰でも興味がありそうな、観光のメッカといえる要所に、忽然と登場!“ウッソー”を連発する女の子が群がる渋谷スペイン通りを嘆き、瀬戸內(nèi)海の離れ島では「自然」にいだかれてヒルネを楽しみ、札幌のキャバレーでは人生の一抹の「空しさ」を知る。眩しいシーナ光線を全國津々浦々に照射する、心さわがす痛快エッセイ。