―永久の未完成これ完成である―。自らの言葉を體現(xiàn)するかのように、賢治の死の直前まで変化発展しつづけた、最大にして最高の傑作「銀河鉄道の夜」。そして、いのちを持つものすべての胸に響く名作「よだかの星」のほか、「ひかりの素足」「雙子の星」「貝の火」などの代表作を収める。