御存知!Emerson,Lake & Palmer 全盛期含む各自ソロ?プロジェクト/バンド未発表楽曲コンピレーション盤  隠れ名盤「Works Volume 2」  SHM-CD紙ジャケット仕様限定盤 國內盤未開封新品でございます。




內容は言わずもがな。



ラインナップは個性派名手揃い。


故Keith Emerson(Key、ex-The Nice)、故Greg Lake(B、G、Vo、ex- King Crimson)、Carl Palmer(Ds、Per、ex-Atomic Rooster)となります。


クレジットはございませんが”Bullfrog”にRon Aspery(Sax)、かのColin Hodgkinson(B、 ex-Back Door、Neal Schon/Jan Hammer、Cozy Powellセッション、Whitesnake、James ”JY”Young Group(Styx)他)の參加がございます。





前作は”オーケストラ共演”:Keith Emerson”ピアノとオーケストラの為のコンチェルト”/Greg Lake”弾き語り”/”Carl Palmer & Friends”/”Emerson,Lake & Palmer新曲”という異例の四面音楽性二枚組大作。


各ソロ?プロジェクト+Emerson,Lake & Palmer新曲でございますが、バンドとしての新曲は後にKeith Emerson曰くの”音楽性の洗練は重要”という発言もあり、

以前では大仰で強烈?インパクト重視だった新兵器”Moog Synthsizer”の使い方も機材の進化と共に隨分と変化してきており、また、オーケストラ共演が作品コンセプトという事もあり”Pirates”はオーケストラ付帯。


Keith Emersonがオーケストラ?アレンジに関わっており非常に興味深いアレンジとなっております。



異色の大作とは言えど(以前程ではないにせよ)成功を収めた作品となりましたが、時代が非常に変貌した時期の作品でございます。




(リリース當時は1977年、様々な分野のミュージシャンが八十年代という次世代に向けての音楽の模索が始まっており、またイギリスでは”パンク/ニューウェイヴ”の臺頭という事もあり、

音楽性のコンパクト化が叫ばれる時代でもございます。


作品としては驚く程高品質なものでその時流に逆らった感のある作品がございますが、その時代背景もあり「地味な企畫」ともかのRobert Fripp(King Crimson)曰くの「恐竜文化」とも揶揄される作品でもございます)



各自のソロ契約?リリースの問題から”Emerson,Lake & Palmer”名義を持ち出した制作ではあり、

その後のオーケストラ付帯ツアーという意欲性はあれどそれはKeith Emersonのソロの延長線上にあるものでしかなかった感がございます。






その微妙な制作だった”Works Volume 1”が(以前程ではないにせよ)好評でツアーに出るものの、その特別企畫”オーケストラ付帯ツアー”が商業(yè)的に失敗という痛手を負う事となります。


バンドが微妙な雰囲気となった中でバンド単體でのツアーが再企畫され、その中でツアーの看板として急遽編集された感のある作品の感がございます。




1973年~1976年というかの大傑作”頭脳改革”そして”Works Volume 1”制作時に録音された楽曲で構成されております。



シングルB面含む新舊EL&P楽曲に、”Works Volume 1”での各ソロ?プロジェクト。それぞれの作品外れ曲という事でございますが、何せ全盛期の制作でございます。


作品に合わないまたは當時のアナログ盤の収録時間の関係上で外された感があるもので、案外高品質。聴きどころ満載でございます。



今作の制作背景がなんだかな~ではございますが、かの”頭脳改革”に(とりわけKeith Emersonファンの間では人気の高い)Works Volume 1”時の楽曲でございます。悪しき筈がございません。



事実、(企畫は安易とは言えど)今作は結構なヒットを記録するものとなります....................................................




末期Emerson,Lake & Palmerの(高品質とは言えど)契約消化感のある作品群の一つと揶揄されがちな作品でございますが...........................




但し、Keith Emerson自身は大傑作”頭脳改革”でEmerson,Lake & Palmerとしてやるべき事はやったとの思いがあった模様。

Emerson,Lake & Palmerやロック音楽に対する興味や意欲が薄れていた感がございます。



前作での自身のソロ面そしてオーケストラ共演で成し遂げた感があり、(契約消化感のある次作を経て)その後の映畫音楽制作への転身が理解出來る感がございます........................................




そして運命の”Love Beach”制作.........................................................





Emerson,Lake & Palmer解散後は映畫音楽制作に勤しんだKeith Emersonでございますが、この”Works”セッションでの自身のソロ面の実績?成果が基になった感がございます.............................................




ボーナス曲はシングルB面曲やコンピレーション盤の未収録の楽曲等を加えたもの。コンピレーション盤の今作のそもそもの趣旨に合わせた感がございます.....................................




現在ではこの仕様盤は入手が困難の模様。この機會に是非。