







英國の陶蕓家(兼デザイナー)スージークーパーの幻の作品、1920年代作製の非常に珍しい「GLORIALUSTRE」のティーポットです。
スージークーパーの解説書籍「Susie Cooper A Pioneer Of Modern Design」に同種の作品が掲載されています(寫真2枚目)。
ラスターウェアの歴史は古く18世紀に遡ります。釉薬の上から光るメタリックフイルムを掛ける手法です。
1926年、24歳のスージークーパーは、當時ある展覧會で、ラスターウェアの作品を観て感心し、自らも作製を試みました。
スージーのグロリアルースターの作品は歐米では大変人気があります。
それは、作品自身の素晴らしさに加えて、グロリアラスターは使用するとすぐにペイントが剝げてしまうので、綺麗な狀態(tài)で現(xiàn)存している作品は極めて少ないからです。
また、作製された絶対數(shù)が少ないのも、希少価値を引き上げています。
この作品が「幻(まぼろし)」と言われる所以です。
スージーのデビューは20歳の1922年ですので、昨年2022年で満100年を経過します。米國稅法上、100年以上をアンテーク、それ以下はヴィンテージと呼びますので、いよいよスージーの作品は順次、名実ともにアンテークとして評価されることになります。
サイズは高さ12cm、口先~ハンドル外側(cè)まで22cm。
作製年代は、モチーフとバックスタンプから1927年頃と推定されます。
コンディションは、
約100年前のグロリアルースターですので一部色擦れがありますが良好な美品です。また、蓋の裏側(cè)に小さな欠けがありますが、作品の美観を損なうものではありません。
このような秀作がこのコンディションで殘っていたことが、不思議でなりません。
何度見ても素晴らしい作品です。寫真でその素晴らしさが少しでもお伝え出來れば幸いです。
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No.1347