「飛岡音楽學院」の院長飛岡栄一郎は、臨終の際、「決して弾いてはならない」という謎の遺言とともに、〈送別のソナタ〉と題されていた楽譜を孫娘の飛岡有紀子に贈った。ところが、その後、〈送別のソナタ〉に関わった人々に奇怪な出來事が続々と起こっていく。魔性の旋律の正體とは何か。