怨霊や生霊の世界が身近にあった室町時(shí)代末期。六代將軍の落胤という熊野の源四郎は「將軍になろう」と、飢饉と戦亂で荒廃しきった京へ上る。都では八代將軍足利義政の御臺(tái)所日野富子と、側(cè)室の今參りの局が権勢(shì)爭(zhēng)いに明け暮れていた。その暗闘に巻き込まれた源四郎を、幻術(shù)師?唐天子の奇々怪々な幻戯が襲う。