

坂口安吾の小説**『明治開化 安吾捕物帖(めいじかいか あんごとりものちょう)』**の角川文庫版です。
この本は、文明開化期の明治時代を舞臺にした連作時代推理小説です。
書籍の概要
著者名: 坂口安吾(さかぐち あんご)
書名: 明治開化 安吾捕物帖
角川文庫
定価: 本體629円(稅別)
內(nèi)容の特徴
文明開化の明治新世相のなかで、次々と起きる怪事件に、赤坂氷川町の隠宅で日々の生活を送る、幕末の英傑、勝海舟が登場します。
事件の謎を解くのは、紳士探偵の結城新十郎(ゆうき しんじゅうろう)。彼の推理と、個性豊かな仲間たちの活躍が描かれます。
獨特のユーモアと毒舌の中に文明批評の鋭さをときどき覗かせながら、卓越した推理的構成で捕物帖の面白さを堪能させる、安吾の傑作エンタテイメントです。
収録作品(目次より)
この巻に収録されている作品は以下の通りです。
1. 読者への口上
2. 舞踏會殺人事件
3. 密室大犯罪
4. ああ無情
5. 萬引一家
6. 血を見る真珠
7. 石の下
8. 時計館の秘密
9. 覆面屋敷
10. 解説(尾崎秀樹)