レーベル:Tam
品番:XT-1061
フォーマット:7インチ, 45RPM, Promo
國(guó):Japan
リリース年:1978
タグ:Disco, Fusion, Japan, Cinematic, 1970s, Sci-Fi Concept


メディア MEDIA   : NM
ジャケット JACKET  : EX わずかにスレや汚れ


『宇宙敘事詩(shī) 星の光と伝説』は、SF的想像力と音楽的構(gòu)造が高密度に交差する、1978年発のインストゥルメンタル?コンセプト作品である。リリースはTamレーベル、レアな白ラベルのプロモEPとして極少數(shù)流通した。槌田靖識(shí)という名義は、土田治一による仮面──だが、ここで響いているのは個(gè)人の名ではなく、音のなかに內(nèi)在するひとつの「敘事」である。

録音はSound City Studio。エンジニアの種田文孝?大友洋司による空間設(shè)計(jì)は、アナログ録音期におけるスペーシーな音響の試金石とも言える。定位感は明瞭だが、どこか空洞を孕んでおり、その虛無(wú)的な余白にこそ「宇宙敘事詩(shī)」としての余韻が宿る。これを可能にしたのは、當(dāng)時(shí)の日本録音スタジオにおける“未來(lái)音響”への希求であり、その願(yuàn)望は、あたかも何かを呼び寄せるために設(shè)計(jì)された?jī)x式のようでもある。

本作は、少女漫畫(huà)家?萩尾望都が手がけたジャケットとセットで語(yǔ)られるべき作品でもある。絵と音のあいだを往還する設(shè)計(jì)は、アナログ盤というメディアの多層性を示しており、ここにあるのは単なる楽曲群ではなく、ひとつの「記録された星の神話」である。それが、EPというミニマルな形式に封じられているという逆説的構(gòu)造がまた、この作品に特異な密度を與えている。

コレクターズアイテムとしての価値は、流通量の稀少さのみならず、この時(shí)代に日本でしか生まれ得なかった「SF×音楽×少女漫畫(huà)」の交錯(cuò)點(diǎn)としての文化的ユニークネスに根ざしている。


EPの存在はインターネット上でも確認(rèn)できません。
參考にLPのDiscogsリンクは以下です。

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