







【詳細】
初版帯付 吉川良太郎 ボーイソプラノ 徳間書店刊 SF
2001年9月30日初版 徳間書店発行 帯付
その日、探偵ヴィッキーを訪ねてきた依頼人はふたり―
ひとりは聖歌歌手の少年。そして、もうひとりは血の匂いをほのかに漂わせた謎の男。
依頼は同じ、ある失蹤した神父を捜しだすこと。
調査をはじめた彼の目前で、事件は起きた。
異形の猿人がおこなった狂気の犯行。頭部をねじ切られ、指を食いちぎられた無慘な死體。
この街があるかぎり、わたしは不死であり、無敵であり、この街を呪い続けるだろう―
“クトゥルフの呼び聲”と名乗り、探偵の元に屆けられた警告の手紙。
それは、快楽の街に君臨する大いなる犯罪者パパ?フラノへの挑戦なのか?
第2回日本SF新人賞受賞作「ペロー?ザ?キャット全仕事」と同様、
近未來フランスを舞臺としたネオ?エンタテインメント。
吉川良太郎
中央大學文學部フランス文學科卒業(yè)後、同大學大學院博士前期課程修了。 在學中は中央大學SF研究會に所屬。 日本SF作家クラブ會員。 大學院在學中の2001年、近未來のフランス暗黒街を活寫した『ペロー?ザ?キャット全仕事』で第2回日本SF新人賞を受賞し、作家デビュー。
【狀態(tài)】
経年劣化により焼け、シミ、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。