2008年大河ドラマ「篤姫」原作 大奧3000人を率い、皇妹和宮を迎えた篤姫の矜持。 將軍家定の急死、継嗣をめぐる幕府內(nèi)の対立、養(yǎng)父斉彬の死。篤姫は、家定との結(jié)婚が斉彬の遠(yuǎn)大な野望であったことを知り慄然とする。天璋院となったのちも総帥として大奧を統(tǒng)(す)べ、皇妹和宮の降嫁、大政奉還等、激動の幕末を徳川家の人間として徳川宗家のために生き抜いた篤姫の偉大な生涯を描いた歴史長編。