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【詳細】
初版set 新井素子 くますけと一緒に/インザヘブン/この橋をわたって 新潮文庫
くますけと一緒に 平成5年3月25日初版 新潮社発行
インザヘブン 平成28年5月1日初版 新潮社発行
この橋をわたって 令和4年1月1日初版 新潮社発行
くますけと一緒に
ぬいぐるみの「くますけ」を片時も離すことができない成美は、事故で両親を亡くし、ママの親友の裕子さんに引き取られる。裕子さんは成美にとても優(yōu)しいけれど、くますけ以外は信じることができない成美は……。サイコホラーの傑作。
インザヘブン
それでも、誰かのために祈り願うこころは天國に続いているのではないかしら。人間の欲望はどこまで際限なく、人類の未來はなんて危ういのだろう。有限の命を生きる私たち人間は、いったい何を求めているの? ――星新一氏推薦での作家デビューから35年、変わらぬオリジナルな魅力に充ちた著者の、待望の短編小説集。小説十編に、創(chuàng)作の秘密を明かすエッセイも収録。愛読者必読の一冊。
この橋をわたって
橋のむこうは、ちょっと不思議な世界でした――。
妾は、貓で御座います。名前は、「ファー」って呼んでいただければ――。新井素子版『吾輩は貓である』といえる「妾は、貓で御座います」や、素直になれない貓と不器用なカラスの友情を描く「黒貓ナイトの冒険」、大河の対岸にかすかに見えた〝何か?をめざす年代記「橋を、架ける」、土地神からの風変わりな試練に十四歳の少女が立ち向かう「なごみちゃんの大晦日」など、日常から伸びる「橋」をわたった先に待つ、心あたたまる8つの不思議。十七歳での作家デビューから、獨自の小説世界を創(chuàng)り続けて四十年。橋、貓、ケーキ、秘密基地、AI、碁盤――短篇+ショートショート+中篇、さまざまな味わいを楽しめるアラカルト作品集。
新井素子
1960年東京生まれ。立教大學文學部卒。77年、高校2年生のとき第1回奇想天外SF新人賞に「あたしの中の…」が佳作入選しデビュー。大學在學中に発表した「グリーン?レクイエム」「ネプチューン」は第12回、第13回星雲(yún)賞を受賞。99年には『チグリスとユーフラテス』で第20回日本SF大賞を受賞
【狀態(tài)】
経年劣化により焼け、シミ、カバーにスレは御座いますが、概ね良好です。