『殘っている話』

カバー絵：宇野千代小紋 昭和５８年（１９８３年）初版発行 集英社文庫

若さと生きることの秘訣、尾崎士郎、東郷青児、北原武夫氏等との深い関わり、激しさ、宇野家のことなどを、こだわりのない筆致で描く自伝的小説７編収録。

『女の日記』

１９９１年初版発行 講談社文蕓文庫 現(xiàn)代日本のエッセイ

尾崎士郎、東郷青児、北原武夫、梶井基次郎、三好達治、

小林秀雄、青山二郎ほか、著者が愛してやまなかった

人々との思い出、自分のこと、周囲のことなどを、

起伏多い人生の軌跡に重ね、端麗、強靱な文體と円熟した

瑞々しい慣性で軽快に綴る。『女の日記』『親しい仲』

『戀は愉しいか』等から、新たに編み直した

名品四十四篇。第一級のエッセイ群。

ＢＥ０６１１