イチジク 品種ブリシャソットグリース幼苗の出品です。一枚目の寫真が実と葉の寫真で、二、三枚目がお送りする幼苗の寫真で基本的に出品日當(dāng)日か前日の寫真となります。それ以降の寫真は、この苗木の親木の寫真で、実の寫真はこの親木で収穫したものです。

幼苗は送料が最も安いと思われる宅急便コンパクト(400円臺(tái)から)を利用します。苗は小さくても育成後は立派な成木となります。幼苗流通は欲しい品種を安く入手する良い方法で、幼苗の場(chǎng)合なら、宅急便コンパクトでも基本的に2苗までなら同梱も可能です。しかし、幼苗は成長(zhǎng)過程の苗です。それなりのリスクもありますので、入札される場(chǎng)合は本文末の”挿し穂と苗(幼苗含む)の違いなど”を必ずお読みください。

以下、品種説明です。
ブリシャソットグリースは、イタリア、スペイン、ポルトガルなどの南ヨーロッパで多く栽培される品種です。果皮の色は紫黒色で、最高糖度は30度になります。果重50~60gほどになる中果サイズですので、食べ?gòu)辘à猡ⅳ?、甘いだけではなくラズベリー系の酸味があり、生食以外にもジャムに加工する上でもこの酸味はありがたいです。目新しくありませんが美味しいです。

実の形狀は扁平で、目は閉じていますが、幹から出るネックは太く短く、しっかりと実を支えますが、雨には弱く収穫時(shí)期に大量の雨に當(dāng)たると実が裂け、放置すると腐りますので、出來れば雨除けして栽培するのが理想です。現(xiàn)在苗はかなり出回っていて安価で入手出來ますが、この品種も當(dāng)方の栽培定番品種なので、幼苗を提供させていただきます。(実取り目的栽培なので、一応、導(dǎo)入時(shí)に一番美味しかった挿し穂のもので選別しています。)

2025-10-7栽培追記
ロードスとブリシャソットグリース(以下BG)は確かによく似ています。サイズが中から大で、甘くてベリー系の上品な酸味があり、見た目も奇麗で、収穫目的で栽培しています。今年も10號(hào)鉢の4年生で40個(gè)前後収穫できました。BGは7月から8月の終わりまで、ロードスは9月から11月の初めまで収穫できますので、この2品種を栽培していることで、長(zhǎng)期間収穫できます。


配送はヤマト便コンパクトで、午前11時(shí)までにお支払い完了分は同日の13時(shí)に発送します。それ以降は翌日になります。時(shí)間指定は可能ですが、苗木管理上、落札日から數(shù)日置いての出荷は対応できません。また、同一出品タイミングの苗木の場(chǎng)合は、まとめ配送に対応します?;镜膜?苗(3苗も可能な場(chǎng)合もある)までならヤマト便コンパクトに同梱可能です。それ以上の數(shù)量の場(chǎng)合はヤマト便扱いとなります。まとめ配送は落札者側(cè)からの操作となります。もし操作方法がわからない場(chǎng)合は検索し、ご自身で操作方法を調(diào)べてください。オークションの取引実績(jī)のない新規(guī)の方の一部にはイタズラ入札をされる方がいて迷惑しています??挚sですが、他の入札者にもご迷惑となりますので、コメント欄で本人認(rèn)証されていることと、購(gòu)入意思があることをご申告いただかない新規(guī)の方(アカウントを作ったばかりで、オークションの取引実績(jī)のない方)は、入札されましても削除させていただきますので、予めご了解ください。また落札後のキャンセルが多い方も同じ扱いとさせていただきます。お送りした苗に何か問題がある場(chǎng)合は必ずお問い合わせください。當(dāng)方への問合せも無しにマイナス評(píng)価を付ける方へのサポートは致しかねますし、今後の入札はお斷りします。お送りした苗に不具合があった場(chǎng)合は、それぞれの內(nèi)容、狀況に応じたサポートをさせていただきます。
オークション出品寫真の無斷使用は固くお斷りします。


<參考>
挿し穂と苗(幼苗含む)の違いなど

以下內(nèi)容は東京東部での栽培、また主に個(gè)人の體験によるもので、これをもって「そうだ」と決めつけるものではありません。何らかの參考になれば幸いです。

挿し穂流通、苗木流通それぞれ、メリットとデメリットがあります。

挿し穂流通は海外も含め遠(yuǎn)距離を低コストで流通できるメリットがあります。デメリットとしては、採(cǎi)取から時(shí)間が経過したり、流通経路で高溫、低溫、乾燥、紫外線、雑菌、などの環(huán)境に長(zhǎng)くおかれたものは発根率が悪く、例えば海外からのものは穂木が長(zhǎng)いからといって2芽程度で切斷しリスク分散と思うと、國(guó)際間輸送に伴う高低溫障害や穂木內(nèi)養(yǎng)分劣化が國(guó)內(nèi)流通穂木よりもきつく、結(jié)果分割した両方とも失敗することもあるようです。

國(guó)內(nèi)流通のものでも、穂木の部位や採(cǎi)取時(shí)期などにより條件は変わりますが、穂木が発葉するのが7割、その7割から発根にこぎつけるのも7割で、合計(jì)すると挿し穂の半分程度が葉も出て根も出て自活モードに入れるという感觸です。ちなみに自家栽培の親木から採(cǎi)取直後(一時(shí)間以內(nèi))に挿木したものは発葉9割、発根8割で、合計(jì)すると7割近くが自活モードに入れます。ですから冬季の休眠保管も考慮すれば、穂木の流通では一般的に3本一セットが一応の安全圏と思われます。(もちろん知識(shí)を持った出品者が有利部位穂木採(cǎi)取、穂木殺菌、上下カット部メデール処理、落札直後に親木から採(cǎi)取、最短時(shí)間配送便の利用、穂木入手直後に発根活力剤給水、無菌赤玉土などに著後すぐ挿木するなどで成功率は上がります。)

また、挿し穂の場(chǎng)合は、挿木開始から品種の最終確認(rèn)まで、一般的に最短で2年、長(zhǎng)ければ4年かかります。最短でも2年待つというのは、昨今の品種違いの多さを考えると大きなストレスかもしれません。苗の場(chǎng)合なら(幼苗でも品種や落札時(shí)期にもよりますが)同年內(nèi)に秋果が収穫でき、一部実付の悪い品種でなければ翌年(一年後)には収穫による品種確認(rèn)ができる可能性が高いです。

苗流通では、挿木から十分に育成済みの苗と、1-4か月の幼苗では少し狀況が変わります。十分に育成済みの苗なら根鉢ができている狀態(tài)ですので次のステップの鉢上げも、より安全に作業(yè)ができます。しかし、育成期間が長(zhǎng)い1,2年生苗などでは、生産者の管理コストは上がり苗木原価も高くサイズも大きくなりますので、梱包、送料とも高くなります。梱包の段ボール箱など材料費(fèi)は300-800円、発送は宅急便の100-160サイズになりますので、1500-2000円くらいになるようです。

幼苗は送料が最も安いと思われる宅急便コンパクト(400円臺(tái)から)を利用して全國(guó)にお送りしています。苗は小さくても育成後は苗のプロセスに差異は無く立派な成木となります。欲しい品種を安く入手する良い方法で、幼苗の場(chǎng)合なら、宅急便コンパクトでも基本的に2苗までなら同梱も可能です。

幼苗の場(chǎng)合は、挿木から1-4か月のものになりますので、9割は展葉していますが、1-2割の確率で展葉していても発根が不十分なものがあります。當(dāng)方の幼苗は基本的に発根が目視で確認(rèn)できたものや、葉の展開狀態(tài)などで発根していると思われるものを出品しています。(しかし、中には十分に発根していないものもありますので、以下の注意事項(xiàng)をお守りください。)


幼苗流通上の注意:
幼苗は生育過程の苗です。前述のとおり、挿し穂の段階から育成の場(chǎng)合は葉や根が展開しないリスクがありますが、幼苗は葉は展開済み、根も基本的には発根から充実途中にあります。しかし、1、2年生苗木のようには體力がありませんので、亂暴な取り扱いをしないよう心がけなければなりません。発送時(shí)にポット內(nèi)の土が泳いだり內(nèi)部に空気が入らないようにポットを扁平させ幹(挿し穂主枝)も動(dòng)かないよう左右からテープでしっかり押さえ呼吸できる防水フィルムで內(nèi)部梱包しています。この方法で百本以上お送りしていますが、出荷時(shí)にポットを扁平にしたことが原因でのトラブルはありません。

荷を受け取ったら、出來るだけ早く開梱してください。開梱するときは丁重に箱をカッターで解體し、苗木にはできるだけ刺激を與えず取り出してください。養(yǎng)生のテープはカッターで少しづつ切り取り、ポット上面の土を押さえている紙を引きちぎったり、ポットをカッターで切ったりしないよう注意してください。また、決して苗木の幹を持ち、引っ張らないでください。誤って引っ張ると根も十分に出ていない可能性もあり、中にはこれから根が出ようとしているものも含め、ポットに埋め戻しても、幼苗はストレスに耐え切れず枯れてしまいます。自身が慎重な管理には向かないと思われる方は入手コストは安い幼苗ですが、幼苗からの育成はあきらめ、1,2年生苗木をお選びください。

幼苗の育成上の注意:
上記で丁寧に開梱し、幼苗から養(yǎng)生テープなどを取り除いたら、水またはメネデール、リキダス、HB-101などの活力剤希釈水を補(bǔ)給してください。肥料分のある液肥などは一週間程度、環(huán)境ストレスが軽減するまでは與えないでください。また液肥を與える場(chǎng)合は、スタートはごく薄く、そして少しづつ濃くし、液肥が指定する適正な希釈倍率にしてください。幼苗ポットの下面排水口を鉢皿直置きでふさがれないようにしてください。剣山やミニレンガなど鉢皿とポットの間に空間ができるように設(shè)置してください。

育成方法は落札時(shí)期や育成地域により異なりますが、基本的に最低気溫が10度を切る場(chǎng)合は室內(nèi)のカーテン越しの日の當(dāng)たる窓際などで育成してください。イチジクは論文にも記載があるとおり、體內(nèi)時(shí)計(jì)はありません。外部環(huán)境にのみ制御されますので、10度-25度の範(fàn)囲なら月に関係なく育成出來ます。當(dāng)方では最低気溫を10度以上で管理し冬を乗り切りますので、11月の幼苗は翌年3月には実質(zhì)2年目の苗として連続育成され、豊産性の高い品種では秋果が収穫できた例が多數(shù)あります。

幼苗の設(shè)置場(chǎng)所が10度以下が続く場(chǎng)合は休眠に向かいますので、葉が枯れて落葉します。しかし、マイナス気溫が続くと成木より根が枯れやすいので、最低気溫がマイナスにならない室內(nèi)の場(chǎng)所を探して、出來るだけ暖かいところに置いてください。休眠中でも水は必要ですので、土が乾いたら給水を継続してください。水のやりすぎも根を腐らせますし、低溫も乾燥も根を枯らします。葉が何らかのストレスで寢てきた場(chǎng)合は根、幹、葉の成長(zhǎng)バランスが壊れ、根と幹を守るため葉を落としにかかりますが、自然に枯れるのを持っていると挿し穂から出た新幹(葉の付いた枝)もダメになってきてしまいますので、ハサミで先端芽だけを殘し葉をすべて落としてください。この時(shí)、葉を手で引きちぎらないでください。幹も弱いので、幹ごと主幹からちぎれてしまいます。必ずはさみで切ってください。また、このようになった場(chǎng)合は根の活力も低下していますので、水も吸わなくなっています。乾き気味に管理し、根腐れをを予防してください。同時(shí)にごく軽い微風(fēng)を當(dāng)て、先端芽が葉ダニやスリップに食害されないよう予防してください。


幼苗の鉢上げ:
実は一番失敗するプロセスが挿木から初回の鉢上げになります。幼苗に限らず、挿木苗は土に養(yǎng)分の無い赤玉土や鹿沼土の混合を使います。土に養(yǎng)分があると、根は養(yǎng)分を探しに行かないくなるので、挿木用土にはこれらの土が使われます。用土に栄養(yǎng)が無いので、鉢上げを喜び勇んで、有機(jī)培養(yǎng)土などを使いたくなりますが、無栄養(yǎng)後は薄い化成液肥で育ってきた根には有機(jī)肥料や市販の培養(yǎng)土はきつすぎます。有機(jī)肥料には善玉菌だけでなく悪玉菌もいますので、幼い根には負(fù)擔(dān)になります。貴重苗の育成は、早く大きく育てようと思わず、絶対に枯らさないことを目標(biāo)とすべきと思います。そのためにはリスクを極力抑えることで、初回の鉢上げは挿木と同じ土、赤玉土70、鹿沼土30のみの用土が良いと思います。なお、経験上ですが、用土のPHはこの段階では関係ないと思います。

初回鉢上げを失敗する原因の大半が、根鉢が十分に出來ていないのに植え替えてしまった場(chǎng)合です。幼苗のポットを抜こうとしたときに、土が崩れそうな場(chǎng)合は、靜かに戻してください。強(qiáng)行するとかなりの確率で枯らします。根鉢が出來るまでは鉢上げを我慢します。園蕓の極意は辛抱とも言われます。ではいつ根鉢が完成するかですが、これは育成地域や育成方法など育成環(huán)境に左右されますので、ご自身が良く観察すること以外に確認(rèn)の方法はありません。

當(dāng)方で、多數(shù)経験したことですが、根鉢が十分に出來たと勘違いし、鉢上げ中に苗の土が割れて根が見えた場(chǎng)合は大半が枯れました。ある種のショックのようで、見た目の體裁を整えても、苗木にはかなりなストレスとなるようで、枯れます。海外ではこの一番リスクのある初回鉢上げ時(shí)は、移植する側(cè)の鉢內(nèi)の土の中央に幼苗ポットの型を取り、ポットから抜いたらすぐに型の中に差し込み、ポットの外周に土が足された狀態(tài)を作っています。當(dāng)方でもこの方法で鉢上げしたいますが、今のところ100%鉢上げに成功しています。

以上は、當(dāng)方で行っている方法や経験して得たことをお話しさせていただいているので、これらが正解や最善ということではありません。何かの參考にしていただければ幸いです。